pop'n music ラピストリア

この曲は昔僕がライブハウスで歌ってたナンバーが原作となっています。
自分の中ではセットリストの終盤に使う、いわゆるキラーチューンという位置づけでした。
明るいメジャースケールながら感動する要素がある、そんな青くさい側面は当時のまま残しています。

実はポップン2くらいの時から、この曲をリメイクしたらポップンに合うだろうなと思っていたのですが、 当時駆け出しの自分には、自分の曲を売り込む勇気などないまま、気がつけば20ものバージョンが過ぎ去っていた訳です。
今回ミルクちゃんの新曲を、という話を頂いたときに、何故かあの頃のフレッシュな気持ちを思い出し、 「パンキッシュな感じがちょっとミルクには合わないかもですねぇ…」というPON君の意見をブルドーザーで寄り切り、
15年越しの想いを遂げさせていただいたのです。

ボーカルには、ちょうど曲を作ってる頃に、偶然にもとある事務所のチーフマネージャーさんから、
「90年代ロック的な曲を歌わせてみたい子がいる」という話があって、タイミングが一致したという訳です。
普段は舞台やミュージカルで活躍する、正統派の若手の女優さんなのですが、狙い通りのミスマッチ感が出せたと思います。

というわけでこの曲には、男の子バージョンが存在します。 いつか披露しますので待っててくださいね。