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jubeat prop稼働記念特集
サウンド編 - S-C-U 2015.03.06
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『これいいやん』を常に探している
──jubeat prop稼働おめでとうございます
ショッチョー

ショッチョー「ありがとうございます!」


──本日は、ショッチョーさんにサウンドの視点からjubeat propのお話を伺いたいと思います。まず、ショッチョーさんはjubeat knitからサウンドディレクターとなり、今作で4作目になりますが、当時と比べて収録楽曲の選択の仕方などに変化はありますか?

ショッチョー「そうですね…ん~、ライセンス曲はjubeat knitのときからそんなに変わっていないと思います。色んな人にjubeatを遊んでもらえるように様々なジャンルの楽曲を収録するように心がけていますね」


──流行りの音楽のジャンルや、jubeatを遊んでいる人たちの求めているジャンルなど、そのあたりはどう感じていますか?

ショッチョー「流行っているというと違うかもしれないですけど、アニメ主題歌は一昔前より受け入れられやすくなってきたのかな。アニメは文化として根付いてきていますからね。あとはやっぱりソーシャルミュージックですね。一方でバンド系はjubeatで少し弱いなと昔から感じているんですよ。だけどやっぱり色んな人に遊んでもらいたいから収録したいと思っています、どんな音楽が好きな人でも入りやすいようにね」


──バンド系の曲もインパクトのある選曲をしてるので、目立っていますよね

ショッチョー「たしかにね。やっぱりこう見返してみるとjubeat knitのときからあまり変わっていないと思いますね。その中でもjubeatのヒットチャートを見たり、jubeat saucerでは楽曲リクエストというのをやって、ユーザーさんの収録してほしい楽曲を募集して、結構参考にさせていただきました。中には『おっ!』と思わせる渋い曲もちらほらあって、2012年12月のbistro saucerなどに収録したり。みんなのニーズにも応えたいなと、色々考えていますよ。jubeat saucerの頃からアニメ主題歌などは増えてきてますけど、根はあまり変わっていないかな」


──それ以外での選曲方法はありますか?

ショッチョー「週1でCD屋に行って冊子やポップを見たり、音楽チャンネルを見たり。あとはjubeatスタッフのオススメを聴いたりとか。街を歩いているときに聴こえてきた曲で、『あ、これいいやん』って思ったらすぐ調べたり」


──常にアンテナを張っているのですね

ショッチョー「生活してる間は常にそんな感じですよ。『これいいやん』を常に探している感じ(笑)」


──カッコイイですね(笑) 音楽にまみれている感じ

ショッチョー「(笑)」


──音楽聴くの嫌になったりしないのですか?

ショッチョー「聴くのが嫌になるというか…聴かなくてもまわりで流れているのが勝手に入ってくる…構えて聴いてないから嫌にならないのかな」


──なるほど。でも、それなりに意識していないと入ってこないとは思うんですよ。ショッチョーさんって…音楽に溶け込んでいるんじゃないですかね

ショッチョー「ははは(爆笑) カッコ良すぎる(爆笑) インタビュアーのカッコイイ部分出してきてるやん(笑)」


──音楽と共に生きるしかないという感じ(笑)

ショッチョー「ははは(笑) でも、そこで勝負してるわけですからね(笑)」


──そうですよね

ショッチョー「曲の選び方でいうと、あとは野球選手の入場曲とか。色んな人の入場曲を調べて聴いてましたね」


──そういえば、ショッチョーさんが野球好きというのは実はあまり知られていないんじゃないですか?

ショッチョー「あ~そうかもしれないですね。そういう自分の趣味から広がってるものもありますね。やっぱり普通に過ごしてたら中々耳にできない曲はいっぱいありますからね」



──続いてオリジナル楽曲の話に移っていこうと思います。今作は11曲の新曲があり、すでに"アガット"まで解禁されていますね。見てみると新しい方が多いですよね
(※jubeatのサイトでは誰かが解禁すると楽曲一覧に記載されるので、新曲追加時はチェックしてみて下さいね)


ショッチョー「新しい人は常に探しているような状態で。SHAMDELさんは個人的にjubeatを好きでいてくれてて、『デモ音源を作ったので聴いてみてくれませんか』と声をかけていただいたのがきっかけでしたね。jubeat plusを遊んでいただき、すごく面白いと感じてくださって、それで曲を作りたいという経緯でした」


──素敵なエピソードですね!

ショッチョー「デモ音源は3曲あったんですが、どれにしようかすごく悩んだんですよ。ただ、1発目はやっぱりキャッチーな方がいいかなと思って"Braid & Blade"を収録させていただきました」


──ということは…

ショッチョー「2発目3発目もあるかもしれないですね(笑) この曲、実はストーリーにもなっていて、まだ旅立ちの段階なんですよ。少女がまだ旅立ったばかりの。これから色んな試練だったりとか、一体何が起こるのか(笑)」


──楽しみですね~

ショッチョー「ありがたいことに、そうやって作りたいとおっしゃってもらえることが多いんですよね」


──そして、BONUS TUNEにも新曲が登場しました

ショッチョー「jubeatだけじゃなく音楽ゲーム全般としてもなかなかない曲調だと思いますよね。インパクトがすごくあったので上手く出したかったです」






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