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NEW SONG

NEW SONG
X
RENAISSANCE / D.J.Amuro
Sound / D.J.Amuro
一連のシリーズが、壮大なる宇宙戦争をテーマとしていることは、
賢明な皆様方におかれましては既にご周知の通りですが、今回はその究極系たる音作りになっています。
どう正当化しても結局悲しみしか生み出さない日々の中で、追い込まれていく若き戦士達の葛藤、怒り。
想像しながらプレーに没入していただけると幸いです。
Anime / GOLI
『時には繊細、時には攻撃的なドラマティック。
RENAISSANCEの名を冠するに相応しい
まぎれもなくD.J.Amuroらしい楽曲である。

何度も聞いてイメージと浮かんだのは
その時代時代を刻み続けてきた時計塔が連なる回廊。
そして「X」の文字。

在りし日の芸術。豊穣の時代の煌びやかさと儚さを感じつつも、
新しい時代を歩み始めるような音の旋律がリズミカルで心地よい。


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【付録】


永久少年 - side 【 A 】 - 回顧録

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むかしむかし。

魔界の一角に、圧倒的な力を持ち、
数多くの強大な魔法を生み出した道化師がおりました。

常に仮面に覆われた道化師の素顔を見た者は無く、
それは魔界の悪魔か、或いは魔神の姿をしていたのかも知れません。

道化師は「JOKER」と呼ばれ、
魔法使い、魔女と呼ばれた全ての者達とは一線を画した
比類の無い力で魔界の一角を支配するに至りました。

しかし、海を割き、大地を割り、星々を砕くほどの力を持った道化師にも
終焉の時がやってきます。

強大な魔法をいくつも使い続けた反動から、
魔法は道化師自身には毒となり、
その身体は蝕まれていきました。

道化師は最後に、世の理に反する究極の魔法
『 永久 』の開発に取り組みます。

そして最後の時、道化師は自分の全ての力を
『 永久 』とする為に、優秀な4人の弟子を迎え言いました。

「わたしのこの『 永久 』は、この身が滅びると共に、
永劫を記録する場所へと転移する。
『 永久 』へと辿り着けた者は、わたしの知識、わたしの力、わたしの全てを、
再びこの世に誕生させる者となろう」

道化師の体はボロボロと崩れていき、
夜空の虚空へと消えて行きました。

そして、二度とその姿を現す事はありませんでした。


かくして「JOKER」の力を継承する為、
道化師の弟子たちは互いに対立し、それぞれの方法で
いずこかへ消え去った『 永久 』を探し始めます。


そして…ながくながく時計の針は回り続けていきました。。。

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【 A 】:エース(?)

ハート(僧侶)の力を与えられた魔法使い。
長きに渡り書き記されてきた先人達の魔導書を
多く所有する魔導図書館を管理している。
魔導実験を繰り返し『 永久 』の謎を追い求めている。
出生は不明。4人の弟子が集められた時より、
いつから居たのか、どこから来たのかも不明である。
常に道化師装束を身に纏っており、その素顔を見た者はいない。
一説には、彼の訪れた地では少年が行方不明に
なる事件が多いとされている…。

好きな物: 成功した人形。焼き菓子。
嫌いな物: 出来の悪い人形。
【 K 】:ガユカ

ダイヤ(商人)の力を与えられた魔法使い。
魔界の王族の1人。魔界における爵位、序列も高く
富を多く使い『 永久 』の所在を捜索していた。
自身の命を繋げる為、魔法臓器の「スペア」としてガレトを
迎え入れたが、逆に力の源である核を奪われ消滅。

…しかし、ガレトの奪った核の中に意識は存在し、
ガレトが眠りに落ちる時、度々入れ替わっている。
かつての力はまるで無くなっており、「A」の前に姿を現さず、
『 永久 』をどこまで解き明かしたのかを探っている。
ガレトの身体を乗っ取るまでには長い時間が必要となっている。

【 J 】:パラド

スペード(騎士)の力を与えられた魔導騎士。
魔導騎士の中でも飛びぬけた実力があり、多彩な魔法具を生み出し、
攻撃補助の魔法の力は「JOKER」に最も近づいた者とされていた。
しかしある日。雷雲が空を覆った最中に●による裏切りを受け絶命する。

その体は修復不可能なほどにボロボロとなったが、
▲の力により滅びた工業国家で再生され、新たな命へと転生した。
しかし【 J 】としての魂はその体には無く、
ある場所で深い眠りについている。
【 Q 】:トリフォリ

クラブ(農民)の力を与えられた魔女。
争いを生み出す男子を禁制とした永久の力を宿す森を守護し、
身の回りの世話役としてタルタや他の少女達と暮らしていた。
「JOKER」の『 永久 』の力にはそれほど興味が無く、
植物や大地の研究に勤しんでおり、長らく外界との接触を絶っていた。

しかし【 J 】であるパラドが殺害された一報を受け、
他の弟子のいずれかの仕業では?…と疑い始め、
森を開いて外界との接触を再び開始し情報の収集に務めている。
その為、ラジェが森へと迷い込みタルタとの接触する珍事があったが、
それを機にタルタが【 A 】の元へ行く事を許可し、内偵をさせている。
だが、肝心のタルタから送られてくる書面や伝達の魔法では、
少年たちの妄想的な描写ばかりであり…

「どうしてこうなったのかしら…。
もしかして育てた私の中にこういった感情があったというのか…。
いやいや、それはないでしょ。マジでないし。ありえないし…。
なぜこうなったのかしら…。」

好物のメイプルシロップ&バターたっぷりのパンケーキを
モグモグ…洋菓子をモグモグ…紅茶お変わりちょうだい。モグモグ…
…まあでも、ありかもしんない(ボソリ)…モグモグ…

と、タルタに関して深いため息をつきながらも、
悶々とした感情に悩まされている日々である。

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