e-amusement TOP
kors k『Let's Do It Again!!』発売記念特集
-kors kにきく”Electronic Dance Music”の世界- 2015.04.03
自分の中でSNSとか使ったりしてやるやり方がすごく楽しい
L.E.D.「今回のアルバムの『Raise Your Hands Up / The 4th』がスーパーストライクだったんだけど」

kors k「マジですか?ありがとうございます」

L.E.D.「これはどういう感じで?ハードスタイル?」

kors k「そうですね。ハードEDMといわれる音になっているんですけど、なんとなくその、『Let's Do It Again!!』、頭文字とってLDIA、これをTwitterのハッシュタグ#LDIAにして、みんなにどんなアルバムにしてほしいか、どんな曲が聞きたいか意見を募ったんですよ。その中ですごく人気があったのが『ハードスタイルやって欲しい』っていうのと、『レイヴな音を作って欲しい』ってうのがあって。自分的にそのハッシュタグはやってよかったなって思ってて、やっぱり自分で一人でスタジオで作業していると孤独じゃないですか。ゴールも自分で決めるんで、それも前回結構辛かったっていう部分もあって。CD開けてもらってCDを取ったところに#LDIAで意見くれた人のTwitterアカウント全部書いてあって」

L.E.D.「あーそう!へぇ~!」

kors k「そうやってみんなで作った感が今回出せたのが楽しかったですね」


──CDの後のところ見ました!何のアカウントなんだろう?って思ってました

「ハッシュタグですごく具体的に言ってくれる人もいればジャンルだけだったり、この人とコラボしてほしいだったり。『Weekend』って曲が7曲目に入ってるんですけど、これはそのLDIAハッシュタグで、、何だっけな。『仕事から家に帰ってきて、元気になれるキラキラした曲が聞きたいです』みたいなふうに言われて、それを見て作ったのがこの『Weekend』って曲だったりして。自分の中でそういうSNSとか使ったりしてやるやり方がすごく楽しいので」


──面白いですね。ちょうどTwitterの話題が出たので、音楽とは関係ないですが、『クレープおじさん』だったり、ユーザーさんのツイートをRTしたりとか、ユーザーさんを喜ばせるために気にされていることってありますか?

「なんだろうな、あんまりこう、僕自身が、アーティストはこうだからとか、アーティストである自分とプライベートな自分って垣根があんまりなくって。例えばその『クレープおじさん』の写真撮った瞬間も、友達とご飯食べに行った帰りに、クレープ食べに行こうよってなって、久しぶりのクレープだからテンション上がっちゃって撮ってもらったみたいな」


──(笑)

「その写真がなんであんなにバズったのか全然分からない」


──(一同笑)

「距離感があんまりないというか、思ってたより遠い人物じゃないんだよっていうのが、多分みんなにあるんじゃないかと思いますね。でも実際単純に音楽作ってるだけで他は普通の人間なんで、なんかあんまりカッコつけるのも得意じゃないんですよね」


──いやいやいやいや。kors kポーズだって決まってるじゃないですか。これが生まれたきっかけってなんですか?

「ホントに、むかーしから気がついたら、カメラ向けられたらこうやったりとかこうやったり(実際にポーズをとりながら)してたんですよね。アメリカにライブDJで行ったときかな?一緒に行ったDJの彼らと『kors kさん写真撮るんでこっち向いてください』って言われて、じゃ俺今回の旅は全部このポーズで行くわって言って。飛行機乗る前も向こうに行ってからも何枚も全部そのポーズで撮ってたらすごく何と言うか…バズってしまったという」


──(一同笑)

「だから基本的に僕は音楽以外では狙ってなんかやるって言うのはそんなになくって。ありがたいことにみんなが取り上げてくれるっていうか。色々コラージュ祭みたいなのあるじゃないですか。それを一通りチェックしてたんですけど、disな感じは入ってなくって」


──一通り見たんですね(笑)愛がありますよね

「そうなんですよね。基本的に僕へのファン精神だとか愛みたいなものが感じられるコラージュだったりとかで、すごく嬉しいですね。肯定的というか」


──なるほど、じゃあ楽しんでらっしゃるんですね、コラも含めて

「そうですね、僕としては」


BONUSの展開・・・?
──ちょっと前に、Sota Fujimoriさんとのユニットがあったと思うのですが。今後の活動はありますか?

kors k「BONUSですね。たまに言われるんですよね、BONUSの新曲くださいとか。どうなんですかね?僕としてはやっぱり…BONUSでは僕はボーカル担当させていただいてるんですけど、でもボーカルもプロじゃないですし、そこにしゃしゃり出て行くのはどうなのかなって思ったりとか…。でもみんなが喜ぶんだったらやってもいいのかな?って思う自分もいたり。難しいところですね」

L.E.D.「考え方として2つあるよね。BONUSみたいなネタ路線に走るのと、beatnationの中で特に高度なテクニックを持つ2人なので」


──真面目にガチでいくか、ですけど、でも…

L.E.D.「ガチで行くのであれば、BONUSって名前はちょっと変えたが良いですね(笑)然るべき名前に」

kors k「Sotaくんとは、今までコラボってやったことないんですよ、BONUS以外で。なので、ガチバトルみたいなものはやってみたいねって言ってるんですけど。だから、そういう形でのBONUS再結成があるんであれば、僕はやりたいなって思いますけど。ボーカルはどうかなって言う感じです(笑)」


──じゃあ、これは、ガチの方の新しい名義を期待して?

kors k「そうですね、ボーカリストさんの仕事を奪っちゃうわけですからね」


──いやそこはもう、奪っているわけではなく新しくクリエイトしてるんですから、大丈夫です!

kors k「そうですかね?」


──(一同笑)

kors k「でもVENUS feat. kors kみたいな感じで、VENUSに入ってくのはありかなと。乗ってくみたいな」


──それならガチですね。そういえばVENUSアルバムの"Wow Wow VENUS"にちょこっと入っていましたよね。歌詞の中で『あいつらBONUS』って

kors k「ライブのときの『あいつらBONUS』のフリがkors kポーズになってて凄いですよね(笑)」


──最後にBEMANIユーザーにメッセージをお願いします

kors k「長いことbeatmania、それに付随するシリーズに携わらせていただいてすごくありがたく思ってます。それはみなさんの応援あってのことだと思いますし、もちろんこのアルバムをメジャーから出させていただいたのもみなさまの応援だったりフォローやサポートあってのことだと思いますので、今後もbeatmaniaはじめ、BEMANIシリーズ、beatnation Records、beatnation RHYZE、そして僕のこともよろしければ応援よろしくお願いします」


──ありがとうございました。

Let's Do It Again!!
2015年3月18日発売

01 Let's Do It Again!! Intro / kors k
02 Big Ship / kors k feat.Yukacco & MC STONE
03 TOKYO / kors k
04 I'm On Fire / kors k
05 Programmed GAIA / kors k feat.SH-01
06 Raise Your Hands Up / The 4th
07 Weekend / kors k feat.MAKINO
08 New Lights(Extended Mix) / kors k [beatmaniaIIDX 20 tricoro]
09 On My Wings(Ryu☆ Remix) / kors k (Remixed by Ryu☆)
10 Shibuya Jungle(lapix Remix) / kors k (Remixed by lapix)
11 Because of You(Akira Complex Remix) / kors k (Remixed by Akira Complex)
12 Ultra Hardcore(P*Light Remix) / kors k (Remixed by P*Light)
13 Big Ship(Hommarju Remix) / kors k feat.Yukacco & MC STONE (Remixed by Hommarju)
14 Nirvana(Camellia's "BinaryHeaven" Remix) / kors k feat.ЯIRE (Remixed by Camellia)

商品サイトはこちら
kors k
2000年、Beatmania IIDX 4th Styleにて弱冠16歳でデビューを飾り、9th Style以降レギュラーメンバーとして楽曲を提供し続ける。
多彩なスタイルのトラックメイキングとオリジナリティを兼ね合わせポテンシャルを発揮。
Bemaniシリーズを通して新しい音楽、トレンドなカルチャーを紹介している。
ゲーム以外の様々なシーンでも活躍しており、楽曲のクオリティやパフォーマンスなどにおいて国内外から高い評価を得ている。
2014年メジャーデビューを果たす。

PROFILEをもっと見る>>


アプリコメント

BACK NUMBER

カテゴリー別

インタビュー


BEMANIっ記