Over The “Period”
リノンと黒いリノンの2shotのジャケット、と方向性は決まっており、どんな絵にするかの内容でTAGさん、NAGIさんはじめチームスタッフ内で話し合い、イベントの内容なども含めお話を聞きつつ、議論しながら作ったという、個人的にとても記憶に残っている、印象深いジャケットです。
当時の作業フォルダを見返すと、様々なワードが書き込まれた何パターンものラフレイアウト画像が残っています。
それらのレイアウト画像の中からTAGさんに選ばれたデザインで描かせて頂きました。
中でも印象深かった言葉は「2人のキャラの対立では無い」という言葉。
楽曲を聴きながら、一つの終わりの更にその先に広がるものをイメージしながら描いたジャケットです。
当時の作業フォルダを見返すと、様々なワードが書き込まれた何パターンものラフレイアウト画像が残っています。
それらのレイアウト画像の中からTAGさんに選ばれたデザインで描かせて頂きました。
中でも印象深かった言葉は「2人のキャラの対立では無い」という言葉。
楽曲を聴きながら、一つの終わりの更にその先に広がるものをイメージしながら描いたジャケットです。
mayo
まずはMAX.(period)をアーケード版に収録することです。
MAX.(period)はそのタイトルから収録されるのはアーケードが終わる時とウワサされており、僕自身もそのことは知っていたので収録は躊躇しておりました。
ただ、それを逆手にとって。終わると見せかけて。終わらない。というのはなんとドラマティックな展開であろうか。
そして開始されたReplicant D-ignition。
EGOISM 440の時点で相当ぶっ飛んだ曲に仕上がっておりU1さんマジグッジョブなのですが、そこで満を持して登場するMAX.(period)。いよいよアーケードシリーズも終焉か。と思った方は何人いたでしょうか。
そんな中、誰かがこうつぶやきました。
「まだTAGが出ていない」
非常に良い読みでした。
少し間を空けてフェイズ2でこの曲が登場しますが、この曲が出現したときの盛り上がり方は尋常ではなく、ひざが震えました。
アンコールエクストラステージのクリアにパーフェクトフルコンボ必須の条件を入れたのは、矢印を詰め込むことでしか難易度は上げられないのか?ということへのアンチテーゼと、今ではGoodでもコンボは繋がりますが昔は繋がらなかったのでそこへのリスペクトになります。
緊張感は半端なかったと思います。
X3のLOVE IS THE POWERがあっさりクリアされてしまったので、今回こそはとギリギリクリアできないところを目指して配置した渾身のDifficult 15だったのですが、今度は少しやりすぎてしまいましたね。。。
ただそれが思ってもいない方向に転がりだしました。
トッププレーヤー達が攻略に踏み出したのです。少しずつ明らかになっていく曲。
日本だけでなく台湾、韓国、北米など全世界を巻き込んでの攻略戦が始まったときは未知の惑星に人類が初めて到達できるかどうかのドキドキ感や期待感がありました。
毎日進捗度を確認してはハラハラしていました。今日人類はここまで到達したぞ、と。
そして待望の初クリア者が出たときは自分がクリアしたかのようにうれしかったです。
ただこのときクリアされたのはDifficultよりも二つしたの難易度。言うならば「ビギナー譜面がやられたようだな・・・奴はOver The “Period”の中でも最弱」「これからが本当の地獄だ・・・」なわけですがここまで来れたベテランプレーヤーがどうにかしてくれることでしょう。
途中でAnother Phaseのフレーズが出てくるのは、ナンバリングを外し新たにスタートを切ったDanceDanceRevolutionを象徴する1曲として制作したAnother Phaseから物語が始まり、そしてOver The “Period”で物語が終わる(終わらないけど!)という関連性を意識してになります。
Why do you need KONAMI ORIGINAL songs?
Because ...
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