e-amusement TOP

投票選抜戦2013

日本プロ麻雀連盟 投票選抜戦2013

第六章 「オリジナル戦術」



この6、7章はあくまで私の麻雀観であって、理屈では説明しがたいものになることを踏まえて読んでいただきたいと思います。
私は麻雀を打つとき1番大事にしていることは「自然に打つ」ということ。
そして、これが勝ちに繋がると思っている。
一言で自然といっても、多くの要素をふまえた上で打牌を決めなくてはならない。
私が考慮している自然は、主に以下のものがある。

麻雀の本質的な自然
効率的な自然
場に合わせた自然
態勢的な自然

本質的な自然は、第1章に書いたことの考え方になる。
効率的な自然は、第3章に書いたような考え方に近いものになる。
場に合わせた自然は、第5章のようなことである。
態勢的な自然とは、簡略すると態勢がいいときは攻めて、悪いときは守るということになる。
悪いからといって守ってばかりいては、負け続けるので悪いときの攻め方などもあるのだが、今回の戦術では省略させてもらうことにする。
態勢の見極めかたについては、次章で詳しく説明させていただくことにする。
この章では、私の基本ベースになっている「3理論」について書きたいと思う。
この理論は攻守バランスを崩さないために考えた戦法である。
下記の牌姿を見てほしい。
場況はどちらも東1局南家1巡目ドラ6で態勢はフラットとする。

例題

例題

どちらの牌姿もドラドラの勝負手である。
私なら例1は打一、例2は打九とする。
3理論は、役牌を1、オタ風とドラを0.5と数えて、合わせて3以上の捨て牌にならないよう打牌を選択していくことである。
他者が先に切って合わせる場合には0と数える。
これは態勢的な自然として、例2の方が考えることが少なく攻めやすいことから、例1のような牌姿のときは、字牌を絞ることによって場を重くして、全体的な速度進行を遅くしたほうがアガリ率が高くなると思っているからだ。
勘違いしてほしくないのは、字牌を重ねたほうが速度的に速いという話ではない。
この手牌なら、道中にかなりのことがない限り、面前で手を進めることになると思う。
補足しておくと、2.5までは切ってもいいが理想は0なのである。
例1で、役牌2種を切って2で保留して、あとは合わせるまで切らないという手もあるが、やはり今のところ違和感が残るのでやらないようにしている。
あと3巡目までに2でその後、生牌の役牌を持ってきた場合は3をこえることより、場に合わせた打牌を考えるほうがいいと思う。
また、人によっては4でバランスがとれる人もいると思うので、そこは個々で考えていただきたい。
私のような攻撃型は、後半に踏み込まなくてはならないので、前半に保留するほうが戦いやすくなるのである。

第七章「態勢論の考え方」はこちら




©2022 Konami Amusement