★　WE LOVE ポップンミュージック　みんなでつくって20 ～アーティストはキミだっ！～　★

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こんにちはPONです！
そんなに深く考えていません！
pop’n musicゆかりのサウンドスタッフでお送りしているこのコーナー、皆さん楽しんでいただけてますでしょうか！？
記事を書いている身ですが、ボクはなかなか楽しいです。笑
だって普段、先輩の作曲に関しての話なんて、まじめに聞く機会があまりとれないですもの。
なかなか貴重な記事ですよねー。

さてさて、そんなPONも楽しみにしているサウンドスタッフブログ、早速参りましょう！
今回は音楽の勉強ではないけど、勉強より大切かもしれないことを書かせていただきます。
では、PONの頭の中をのぞいてみましょう。

あれ？出来ない。そんな時は？

ものができないときは、アイデアがまとまっていない時であり、マンネリを感じている時が多いです。
そんな時、Vol.1でも書きましたが気分転換や休憩は大変重要です。
実は、これが勉強よりも大切かもしれない事につながっていきます。
休憩時だけではなく、普段から刺激を受けておくことはとても大事です。
ボクの場合、刺激を受けるために以下のような事をすることにしています。

本には、自分の持っていない世界が詰まっていますので、出来るだけ多くの世界に触れるのをオススメします。
この時マンガなどではなく、字の多いフィクションの本を選びましょう。
こういった本は、主人公やドラマを頭で想像をしなければいけませんが、そのため想像のトレーニングになります。
さらに本屋さんをくまなく見て回り、知らない本を手に取ってみましょう。
自分が欲しい本以外が嫌でも目につきますのでもっと刺激になります。

…ハイぺリオン？…
…ホットヨガねぇ…

精神統一をして考えをまとめます。
いい香りはリラクゼーション効果もあります。
この間はキンモクセイのお香を買いました。
アロマなんかもいい効果が得られそうですね。
しかし、男一人でフローラル、ペパーミントなどのサンプルを全種類吟味している姿は、なかなか怪しかったかもしれません。
また行きますけど。

大きな音で、大画面で世界の監督の大きな物語に触れましょう。
決して横着して自宅でDVDを見てはいけません。
せっかくの刺激が、いつもの自分の部屋だと半減してしまいます。
ボク自身映画を見ない方なのですが、ちょっと前に一人で映画を見に行きました。
そこで感じたのが「一人で映画館」という普段ないシチュエーションがなかなか面白い。
同行者を気にしない分物語に集中できました。
やはり普段しないことをするというのは重要です。

BGMばかりを追ってしまい、全然気分転換にならなかった！
とか言う人は締めきりに追われてて切羽詰まり過ぎの可能性があります。
おそらく映画を見ている暇はありませんので、おウチに帰ったほうがいい。

いい絵を見て、存分にインスパイアされましょう。
そして、ビジュアルから音楽を想像しましょう。
今はたくさんの絵（画像）が一瞬で集まるいい時代です。
時間の無い人は、画像を見て感動しましょう。

この色づかい…サイケトランスのイメージが湧いてきた！みたいになるかもしれません。
この風景キレイだな…ノスタルジックなメロディとドラムンを掛け合わせたらどうなるかな？
などアイデアがでて来ることもあります。

でもやっぱり美術館で実際見る絵の迫力には、画像は負けます。
色彩の鮮やかさ、作者の費やした時間、描かれたモノの命。
全てが感動を呼びます。
とか言っておいて、ボクはほとんど美術館行かないんですが。

………てことはまだ感動する余地があるという事です！
知らないことがある、そしてそれに気づき知ろうとすることは、ステキな事です

新しい服を見に行ったり、ついでに街を歩く人を観察します。
身につけるものが変わると気分がリフレッシュしますし、
視覚からの情報は人間にとってかなり大きなファクターを占めますからね。
いろいろな人やものを見る事は良いインプットなんです。

カワイイ子いるかなー？
どうしてあの子はカワイイのかなー？
センスがいいと思わせるポイントはなにかな？
なんであの人はイマイチなのかな？
イマイチに見えるポイントはなにかな？
など、見るだけではなく「考えること」をプラスするだけで、いつもの町並みがさらに楽しくなります

結構得意な人もいるはず。
想像を超えて妄想になっちゃいます。
ただ、妄想の域を超えて他人に迷惑をかけちゃだめですよ。

これまでで気に入っている妄想は、「将棋の駒がどんな人間なのか」っていう妄想。
妄想族ならこの手のやつはだいたいやり尽くされていると思いますが。笑

例えば、香車は絶対細面、切れ長の目のイケメンで、自然とミーハー女子が集まっちゃう感じ。
長髪でチャラチャラしているように見えるけど、本人はそれほど女性には関心が無いんだよね。
クールに見えるけど実は陰でしっかり努力している実力者なんだよね。
武器はもちろん縦列一直線の槍だよね。

対して桂馬は、カブキモノだけど男らしい振る舞いが味のあるの兵だよね。
こいつは香車とは違うタイプの男気あふれるナイスガイだよね。
武器は異形のリーチがあるやつだよね。弓でもいいかも。

で、この二人が繰り広げるドラマが熱いんだよね。
香車みてぇな直線しか取り柄のねぇガキと一緒に組めるか！的なのと
桂馬のようなどこへ行くかわからない男がいると、統率が乱れます。的なのがぶつかって…
と、長くなってしまうのでこの辺で締めときましょうか

これかなりハードル高いですが、面白い。
人の影響というのはなんだかんだで強いです。
付き合う人が変わればいつもとは違う情報が入ってきて影響も受けます。
趣味が違って価値観も違う人だと最高です。
…でも、そんな人と一緒にいる時間、結構つらいです。
そんな人に対しては珍しい人に会えた！と、ありがとうの念を込めて接してみるといいかもしれません。

いや、やっぱこれ一番ハードル高いなーーー！

と、ボクの気分転換はこんな感じです。
共通のキーワードは「普段受けない刺激」と「想像の訓練」ですかね。
実は音楽以外の趣味というのが、気分転換でもあり最良のインプットとなります。
日頃からたくさんの刺激に触れておくことが、制作する楽曲に影響すると思います。
これらの刺激を心から楽しんで受け入れることで、制作につながるんです。

全ての経験がモノを作る力になる

前述の気分転換の項でもいいましたが、刺激や経験は宝です。
未経験の事柄には未知の可能性が眠っています。

ボクがBEMANIに入って間もなくのこと。
「さよなら僕自身」のデモを作っているくらいかな？もっと前かも。
YueiさんとNAOKIさんがふとボクに教えてくれたことがあります。

「楽曲の面白さは作る人の面白さ。作る人の中身がモロに現れる。」

ご本人たちは覚えてないかもしれませんが、ボクは妙に納得しました。
ボクの先輩方は、個性的で面白い人しかいません。
だからBEMANIの音楽は、ゲームという枠の中でこんなに華やかなのです。
他人に無い貴重な経験、悲しい経験や辛い経験をしている人間こそ、面白いものを作れる可能性を秘めている。
マイナスだと思っていた経験がプラスになる瞬間。
全ての経験がモノを作る力になる。
まだまだ浅い自分も、人間としての深みを増していかなければいけないな、と感じた一言でした。

ということで、みなさんも楽曲を作らなくたって、たくさんの経験をしてください。
その一瞬は恥ずかしかったり、辛かったりしますが人生でみれば小さなこと。
ドキドキで心臓が張り裂けそうになっても、緊張で吐きそうになっても、結果が思うようにいかなくても、
「感情が高ぶる」というだけで、それはとても大事な経験です。
その一歩を踏む元気があるうちに、たくさんのことを経験してくださいね。
以上、モノを作る上で刺激と経験は重要です、のお話でした。
PONってこんな事考えてたんだね。

まとめ、こんな感じで宜しいでしょうか？？笑
マジメすぎかな。
あげぽよーーー！ちゅりーーーす！！きみかわうぃーーね！！

ていうか、今回の記事、制作に思い悩んだら自分でも見返してみようかな。
ではでは再見。

PON

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