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彼女は快刀乱麻
──mamiさんを起用した新曲が真ん中に登場してきます。アルバムのバランスを見て作られたのでしょうか?

w「これは、PONと女性ボーカルなNU-KOをつなぐところで、どっちかっていうとPON的なボーカルスタイルであるmamiがつなげてるのかなと思ったんだけど」

P「そうですね〜…えーっと」

w「音楽性的にも、その前の幻想系の曲と、"朱と碧のランページ"との間をとった感じがmamiだったのかな?」

P「やはり考慮したのは、ロック系と4つ打ち系楽曲をつなぎ目である点。そして公募組ボーカリストの起用という話題性もあるのでラインナップの流れ的にも適度な真ん中にいれました。あとはアルバムのブックレットのつながりも意識してます」

w「あ〜、そっかそっか。ブックレット的には"紅焔"と"水鏡"で表裏一体のものがきて、"雷君"と"煌"で光る系がきて」

P「そうそうそう。そして、これを読んでいる頃にはそろそろ解禁されている頃かな?新曲"彼女は快刀乱麻"がポップンに入るということで、"朱と碧のランページ"もどっちもポップンの曲なので、ポップンデザイナーのちっひさんにイラストをお願いしていて。つながり的に真ん中になったっていうのもあります」

w「("朱と碧のランページ"のイラストを見ながら)これ、烈くん死んどるやん」

P「死んでないです!!泣いてるんですこれは」

w「そうなんだ。ばあちゃんによしよしされてるのね。で、快刀乱麻ちゃん。あ、快刀乱麻だから刀もってるんだ」

P「そうです!ばっさばっさと世直ししていくイメージ。雅な感じの歌詞を使いつつも、僕の中ではヒーローモノなんです」

w「あー、なるほどね〜。まぁ、敢えて誰とは言わないが…名前が"かいとうらんま"だと思ってたスタッフがいたね」

P「そういう勘違いもありましたね(笑)」

w「かいとうらんまっていう名前の女の子なんですねーって、…これ、意味、伝わってる?」

──全く分からないです!

w「"かいとうらんま"って、四字熟語知ってる?」

──はい。その快刀乱麻のことですよね?

w「そのスタッフは、かいとうらんまちゃんっていう名前だと思っていて、最終的にキャラの名前も"乱麻ちゃん"になったっていうね(笑)」

P「"彼女は快刀乱麻"っていうのは、意味合い的には、悪とか、こじれた事象を、ばっさばっさとやっつけるというか」

w「心地いい意味での、気持ちいい言葉ですわ」

P「それも含めて、曲調的にもヒーローモノを意識した部分があるんですよ。ギターリフとか」

w「ちょっとあれだよね、らんま、て響きのせいか分かんないけど、乱歩的というか、レトロ感のあるね」

P「部分部分で意識しています。ヒーローモノって暑苦しいイメージがありますが、これはアツい中にも動と静が感じられて、新しくて良い形でまとめられたと感じています。あと、雷君に続きこの曲も肥塚さんにベース演奏をお願いしました。この曲の暴れ馬のようなレンジの広いフレーズを弾きこなせるのは肥塚さんしかいないと思ったんです。結果難しいフレーズを見事にまとめていただけたのでアグレッシブなボーカルと合わせてかっこ良くまとまりました」

w「mamiってpop'n musicのみんなでつくって20というイベントでボーカル採用した子らの1人ですけど、どういう目でPONが見てたのかっていうのが分かるよね」

P「どういう目というと?」

w「どういう感じで…どういう目で見ていたのかというか、いや、いやらしい意味じゃなくて(笑)、どんなボーカリストとして捉えていたかがやっぱり分かるよなーって」

P「んー、やっぱり以前wacさんの作った2曲のイメージから、尖ったアグレッシブなイメージがあったので、ちょっと引っ張られてる感はあるかもしれないですね。今回の"彼女は快刀乱麻"は」

w「本人の普段のキャラとは全然違うんだけどね〜。歌ってると変わる子なんだよね」

P「僕は2013年夏のポップンライブ以降、"彼女は快刀乱麻"で久しぶりに会って、普通の会話をするのも久しぶりだったので、普段の声を聞いた時に、あれ全然ちがうなーって思った覚えがありますね」

w「ふわふわしてるんだよね」

P「そうですね、優しい口調なんだけど、歌うとすごく攻撃的で、べらんめぇ口調があうような」

w「そうそう、べらんめぇなんだよ。江戸っ子じゃないけどね」

P「そう。で、あの子もね、『ビブラートが勝手にかかるんです』って天才的なことを言ってました」

w「彼女ね〜、なんか天才系のボーカリストっていうイメージが強いね。努力もしているんだろうけど、天性のものを持っている子だなっていうのはすごい当時から言っていて」

P「うんうん」

w「でもやっぱり、うまくなってるって!"彼女は快刀乱麻"聴いたけど。更に成長してるんだなーって。進化してるなって思いましたね。毎回毎回、まぁ自分のせいもあるんだけどさ、メロが細かくって可哀想だなって思った(笑)」

P「ごめんねって感じですよね(笑)」

w「めっちゃ速いっていうね、いっつもいっつも。よう口まわるなこの子って」

P「それがホントにすごくって。口がまわるのもすごいんですけど、ブレスの位置が非常に細かくてもいけるんですよね」

w「彼女、歌いながら呼吸ができる人間なんだよね。もともと吹奏楽やってたっていうのもあって、それが出来るのも彼女のウリかなぁという。だからみんな遠慮せずにどんどん息継ぎするタイミングがない曲をね」

P「細かい曲をね(笑)」

w「僕も2曲歌ってもらってからしばらく会ってなくて、『おう久しぶり!』みたいな、親戚の子に久しぶりに会ったみたいな。おっきくなったなぁお前も〜みたいな」

P「うまくなったな〜みたいな」

w「そうそう(笑) これでNU-KOちゃんとmamiちゃんとやったから、次はもう秋成くんやるしかないね」

P「そうなんですよ!3人全員に関わりたいなとは思ってるんです」

w「秋成くんね、これアルバムとは関係ないんだけど、ちょっと楽しみで。男の子の曲って作ったこと、なくない?自分のボーカル以外の」

P「そうですねえ…確かに無い」

w「それも含めて今後楽しみにしてるんだよね」

P「期待しててください!」


2013/08/14
『BEMANI 7月発売CDタイトル合同 発売記念インストアライブ』舞台裏オフショット公開!


w「"彼女は快刀乱麻"に戻るけど、いきなりロング、最初からロングを想定して作るっていうのも珍しいよね」

P「そうですね、作り方的にはホントに珍しくて。さっきの話じゃないですけど、ひとときの間で全体像を作らないといけないので、普段ゲームサイズから作る僕らからしたら珍しい流れでした」

w「(野球で例えると)今度は先発だ!始めからロングで投げなければいけないことが決まってる先発だから、ペース配分がね」

P「そうですね。わりと大変だった印象です」

w「それで、ミニマルな間奏になったの?」

P「いや、そんなことないですよ。あそこはゲーム的に一番盛り上げようと思って静かな間奏からゲージ削ってやる!!っていうイメージで、細かい音を詰め込みました。あとあそこは、僕の中でアニメーションができてるんですよ。映像が頭のなかにあって。思いっきり、めちゃくちゃに刀を振り回してるんですよ、らんまが」

w「はいはいはい、ばっさばっさと斬れてくんだ」

P「そうです。間奏に入る前にディレイでギターをとばしてるところがあるんですけど、あそこでスローモーションになるんです。そのあと映像が止まり、急に高速で刀を振りまくる。無表情で身の回りのすべての悪を切り払うんです。でけでっ、でけでっ、でけでっ、でんッ!!だかだかだかだかだかだかだかだかだかだか!!!! ってなるんです」

w「あー、なるほど、そういうことなんだ!」

P「そういうアニメーションがあって、それを曲に表現したみたいな構成になってるんです」

w「それ知った上で聴くと面白いね!あー、そのつもりでもう一度聴いてみよう。でも確かに、映像が頭にあるっていうのはあるよね。映像が生まれて曲にいくっていう」

P「ありますね〜やっぱり」

w「是非ムービーつけてほしいなあ」

P「そういうのはありますよね〜!もう僕のなかではコンテあるんで、書き出すだけです」

w「鉄拳みたいに、パラパラ漫画でね(笑)」

P「そうそう、こうなってるんですけど、映像にしてくださいよ!ていう(笑)」

w「これが唯一新曲なんで、これに期待して買った人もいると思うんですけど。期待に応えられると思いますね」




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