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サウンド編>>



曲の作り方が変わってくるんじゃないかと思っています
──普段ショッチョーさんはサウンドディレクションをする方ですか?

ショッチョー「多分あまりしてない方だと思う…本来あかんと思うねんけど。まぁBEMANIアーティストの人たちには言ったほうがいいと思うんですけど、初めて曲を作っていただく方に関してはあんまり言わないようにしてる。どっちかっていうと、気持ち良く曲を作ってほしいから。ただゲーム的にやっぱりね、面白くなくなってしまうと困るので、そこは言うようにしてます」


──譜面に関しての音数を見てると

ショッチョー「そうですね。サウンドディレクションとして言ったら言ったで似たり寄ったりな曲になってしまわないかとか、同じようなオーダーになっちゃってないかとか、色々ありますよね。人それぞれだとは思いますけど、僕は"○○2"みたいなオーダーは出さないようにしてますね」


──なるほど

ショッチョー「もちろん時と場合によりますけどね(笑) jubeat propの新曲だと、"glacia"はValanga2としてお願いしましたしね。お願いしたというか、DJ TOTTOから提案があって、面白そうだったので全力で乗った形ですけど」



──バランスを見て、というところに行き着くのですね

ショッチョー「DJ TOTTOとQrispy Joyboxは以前からお願いしたかったのですが、今回念願叶った形でした。お二人の久しぶりの新曲になりますね」




──そしてS-C-Uとしては"Timberwolves"以来約半年振りのjubeatの新曲です。"Timberwolves"はS-C-Uとしては"ナナホシ"以来、約2年4ヶ月振りの新曲でした

ショッチョー「あ〜、そんなになるんでしたっけ?」


──活躍しているイメージはもちろんありますが、S-C-Uのソロ名義としてはそうなりますね。jubeatではコラボ楽曲が多かったのもありますよね。他機種にも多く提供していました

ショッチョー「そうか〜、REFLEC BEATには多く書いていたかもしれませんね。自分ではそんなつもりは全然なかったですね〜。連動の楽曲も多かったから麻痺してたのかな。"Timberwolves"は少し違う雰囲気にしようとは思ってました」


──たしかに雰囲気変わりました

ショッチョー「けど、結局サビで戻る」


(一同笑)


──でもそれが安心感でもあるので、すごくいいと思います

ショッチョー「4thKACのとき、チャンピオンの方とお話する機会がありまして、僕の曲だったら"Timberwolves"か"heron"が好きと言ってくださったんですよ。若干暗めの方が好きらしく。『あ〜、やっぱみんな暗い方が好きなんやなぁ』と思って。雰囲気的なものなのかな…強そうな感じというとアレですけど、カッコイイ感じがいいのかもしれませんね」


──なるほど。"Timberwolves"をこういう雰囲気の曲にしようと思ったきっかけはあったのですか?

ショッチョー「今まで明るい明るいと言われていたので、ちょっと、ね(笑)」


──ダークショッチョーとしてイメチェンしてみようと

ショッチョー「結局サビで戻るんですけどね(笑)」


(一同笑)


──そして"prop the wolrd"は今までのS-C-Uらしい明るさもありますが、実はこれも新しい感じですよね

ショッチョー「今までのどれともちょっと違う感じというか。曲自体の構想は実は前からあって、今回jubeat propのメインデザインだったり雰囲気を見て、あの曲合いそうだなと思って完成させました。メインテーマ的な曲は欲しかったですし」


──メインテーマはjubeat saucer fulfillの"DANCE ALL NIGHT"が初めてでしたね

ショッチョー「そうですね。"DANCE ALL NIGHT"はゲームのタイトル曲ありきで作っていただきましたが、"prop the world"はタイトル曲とは全く関係ないですけどね(笑)」


──今後もメインテーマを収録しようと考えているのですか?

ショッチョー「どうですかね〜。1曲目に解禁される曲ですし、始まった感じはしますよね」


──分かりやすいアイコンとしてあるのは面白いですよね

ショッチョー「そうそう。今まではそれを泉さんのクラシックが担ってきたところはあったけど。これもバランスですよね。クラシックは誰もが知っている曲ですし、初めてプレーしていただいた方の導入にはすごくいいと思うのでね」


──そして、システムBGMは今作はショッチョーさんが担当しています。単独ではjubeat copious以来となります

ショッチョー「jubeat copiousは全部担当しましたね。jubeat saucerでは泉さんと半々、jubeat saucer fulfillはSotaさんに担当いただきました」


──jubeat copiousの時との意識の変化はあります?

ショッチョー「意識としては特にないですね。jubeat copiousでは、わりと輪郭がはっきりした音を使っていました。今作ではもっと丸い、ぼやっとしたというか、柔らかいというか。背景のうぅ〜にぃ〜っとした感じに合うように。タイトル曲を作るときはデザイナーのいそにんを席に呼んで、デザインのイメージと合う音を擦り合わせましたね。色んな音色をその場で試したりして、試行錯誤して出来ましたね」


──システムボイスは、ロケテストの時の男性ボイスから女性ボイスに変更していますね

ショッチョー「デザインが最初のコンセプトから少し変わったんですよ。なので、それに合わせて変更しました。最初頭の中で想像していたものと少しずつ違ってきたんです。そしてロケテストを見に行ったときに、改めてやっぱり違うなと感じたので」


──そういう経緯だったのですね。さて、最後に今後の展望をお聞きしたいと思います

ショッチョー「そうですね…。ホールドマーカーというのが新しくできたので、曲の作り方が変わってくるんじゃないかと思っています。今までのjubeatらしい楽しみ方はなくさないようにして、新しいバリエーションを増やしていければと思いますね」


──ホールドマーカーしか出てこない曲もそのうち?

ショッチョー「のみ!?(笑)」


──最低2分音符みたいな(笑)

ショッチョー「(笑) 敢えて音を細かくしていた部分もやっぱりありますからね、今までだと」


──より自然な、最初のイメージで曲を作れると。サウンドクリエイターとしても一つの転換かもしれませんね

ショッチョー「最初のインスピレーションのままの音で入れられるのはサウンドとしても楽しみですよね」


──ショッチョーさん、ありがとうございました!


ショッチョー
jubeat propのサウンドディレクター。
jubeatシリーズ、GuitarFreaks & DrumManiaシリーズを中心に、その独特のセンス(古いとも言う)で、ネタ曲からエレクトロニックな楽曲まで、幅広く(器用貧乏とも言う)手がける。ライブの際にはキーボード(鍵盤とも言う)を担当。


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