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地味に手の混んでいるEMBLEMです
──現在400種以上あるEMBLEMパーツですが、お気に入りのEMBLEMを教えてください

A「テル(※【SPメイン】ウィリアム・テル序曲 )かなーテルが立ってるだけで面白い。絶妙な立ち方が最高です」

D「私もテルやな。なんなんあいつ」

C「ぽつねんとしてて哀愁ただよう…。あとLove kmのエフェクトも捨てがたい」

B「やっぱLove kmが優勝かなぁ…あれには勝てない…」

A「あれが入れば何でもおかしくしてしまう恐ろしい子」

C「視線全部持っていくじゃないですか(笑)」

A「そうなの…それだけが唯一の欠点」

D「あとLove kmスペシャルの完成図を落ち着いて見ると、なんで上半身と全身で同じキャラ2人もおるんってなる」

A「作った本人が(笑)」

D「数年前ジャケットでボツった絵をどうしても入れたくて…今回無理矢理入れたらこうなりました」

C「知らなかった」

D「作曲者であるdj TAKAさんにジャケットの確認お願いした時、これじゃないって(笑)」

C「直球ですね(笑)」

D「いや、あの跳ねてる女の子がいるバージョンと、いないバージョンの2択を候補で出して、いないバージョンが選ばれたってだけで、直接言われたわけではないです(笑)他に使いどころなさ過ぎて静かに眠ってましたがようやく日の目を見ました」

A「そういえば、EMBLEMを聞きつけた他のスタッフが偶然作り上げたEMBLEMのおかげで、EMBLEMの未来が見えましたね」

C「おしゃれなやつできた!ってチームに報告くださったんですよね」

D「Love kmとかAREA 51のパーツとかウィリアム・テル序曲のパーツを使った力作でした。それまでは、ものすごい心配だったよね。EMBLEM面白くなるかな?って」

A「今見てもあのEMBLEMはカオスですね。でもよくわからん奇跡は起きていましたね」

D「カタチと色、謎のバランスとれてるから。でもあれ見て、あ!いける!って思えたからその方に感謝」

A「あとはショッチョーさんの作った、『あ、そーいうこと』」

C「あれは神がかってました」

D「BE生で公開したEMBLEMね。あれは新しい可能性だった。ちょっと悔しいとすら思った」

C「なんべん見ても笑える」

A「それに対し、スペシャル以外の曲系EMBLEMはどれもおしゃれにしようとしましたね。ひとつひとつ、EMBLEMに合うようにジャケをレイアウトし直したという。地味に手の混んでいるEMBLEMです」

C「おさまりのいい面の割り方を見つけるのが大変でした」

D「枠も10個準備して、曲に合うの探す所からはじまり。枠の色変えたりトリミングしたり黒部分や文字の入れ方考えたり…」

A「わりと楽しかったですけどね、文字どこに入れてやろうとか。あれ、わたしだけか」

D「いや、楽しかったよ。レイアウト行き詰まったときの答えの出無さ感は半端無かったけど」

C「ですね。綺麗にハマった時は達成感がありましたし。スペシャルの描き下ろしも楽しかったです」

A「作ってて印象に残っているのありますか?」

B「やっぱ、HEAVENLY MOONのスペシャルかな…あの細かい模様を再現するのに8時間がかかった…」

A「まじですか!あの模様、描き直したんですか?」

B「いや、全部じゃないけど。ジャケットデータのレイヤーが素材ごとに分かれていなくって。なので使えるところは切り出して、あとは描き足して…」

D「あの、Bさん…レイヤーがしっかり分かれてるデータ、ありますよ、たぶん…どこかに残ってます…すみません…」

C「ひええ、今(笑)」

B「まじか(笑)」

A「衝撃の事実が判明したところで…次の質問いきましょうか~」



背景のポインポインがぼけるんです
──propでここを見て欲しい!こだわり部分をどうぞ

A「ぼかしですね。背景の上に他の要素がのっかってくる時、のっかってる部分だけ背景のポインポインがぼけるんです。あれで画面に雰囲気でましたよね。流行の手法ですけど、今っぽくなっていいなと思っております。実はfulfillからやりたいとはいってたんですが、今回ようやく実現できてよかったですね。描画処理の問題とかいろいろあって、苦労おかけしましたけど…たぶん普通にプレーしてたら気づかないだろうけど、あるとないとじゃ印象結構違ったと思います」

B「『READY GO』部分、『ここからスタート!』とかもぼかし入れた演出でイイカンジよな」

C「画面遷移の時に背景全体がぼやけるのもいいですね。あとは、EXCELLENTの演出は気持ちよかった。文字の入りもかっこいいですね」

A「今作は書き文字のアニメーション入れたかったので。プレー開始時の、『Welcome to jubeat prop』の文字なんかもそうですよね。文字といえばやっぱ書き文字は見どころかもしれませんね。書き文字使ってるところ、薄くて見えないかもしれないけど。見てほしいよ」

D「やっぱパっと見分かりやすさ読みやすさを重視しなければならないアーケードゲームなので、読むのが必須な単語や文章は書き文字にしなかったり」

A「画面全部が書き文字だとすごいことになっちゃうしバランス見つつでしたね」

C「あと、Stepですかね。他の画面と、ガラっと変えてきてますもんね。あえてあそこだけ、prop感を出さず」

B「そうそう。背景もキューブのモチーフを漂わせて、世界観変えてみました」

D「Stepは、初代jubeat作ってたときに候補に上がっていたデザインの1つに似てるなーと。あの時も、キューブのモチーフ結構出そうとしてましたしね。背景もフラットじゃなくて、立体感があって。なので、jubeatの原点!というイメージが出てきたなって印象でした」

B「そうやね~初代はキューブ押しやったね。今回のはキューブというか階段モチーフやけど」

A「登ってる感あっていい雰囲気ですよね」

D「あと、見どころといえば…、propで多用しているポインポインの曲線作るのが地味に大変で」

A「あれね…結構うまいこといきませんよね。何度直してもしっくりこない…曲線の波形が大きすぎるとなんか違うし」

D「これだー!!!って気持ちいい曲線になかなか辿り着けないと、作業は単純なだけに凹みます。なので、頑張って調整した曲線が見どころ…」



スミスは何やらせても違和感ないというか
──ところでスミスはpropでも続投?

A「続投ですよね?」

D「なんだかんだ定着した感じはある…」

B「propの告知もしてくれてるし」

D「使い勝手が良いんですよね、人型は…今までjubeatには人型マスコットキャラが居なかったので尚更。いきなりイケメン男子キャラ出てくるのもjubeatでは変だし、丁度良い落とし所になってるスミス」

C「スミスは変幻自在でいいですよね。何やらせても違和感ないというか。可愛いもいけるし格好良いもいける」

B「紳士的かと思えば、ノリいいし(笑)」

C「最近は消滅都市ともコラボしましたし、愛されてますね。記憶無くしたり散々な目に合わせてますが(笑)」

D「色々やらせすぎて愛着がわいてしまっているので、どこかで登場させるのは間違いないかと」

A「そうですね。まだ出番がないですけど。jubeatのマスコットキャラとしては続投中ということで…今度は何させましょうかね」

D「させましょうかねって言ってる時点でね」

C「早くも受難の相が」

D「スミスさんの前途を祝して。ちなみに、デザイナー間では絵を見ただけで誰が描いたスミスか分かります」

C「個性出ますね。目かな。体型とかも…ちょっと太ったり、縦に伸びたり描く人とその時の気分によって違う」

D「ボクサースミス(KAC2014でプレゼントされた壁紙イラスト)とかそういうタッチからして違うのはヌキにして、基本のスミスを描くだけでもパーツの位置が少しズレただけで結構変わるね」

C「ところでsaucerからfulfillにかけて服装変わったりしてましたが、propはどうでしょう。バリスタからお色直しがあるのでしょうか」

B「白地にprop模様とか。うざいか…」

A「あ、それすでにあります。prop模様のパジャマ着てました。いいようにされてます」

C「これからもいいようにされる」

B「スミス...乙」

D「…スミスの活躍に今後もご期待ください!」



──最後に一言!

一同「デザインも新しくなったjubeat prop、今作もデザイナー陣が細かいところまでこだわってつくっています。プレー中にちょっと気にしていただけると嬉しいです」






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