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jubeat prop稼働記念特集
システム編 - 2015.03.06
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──jubeat propの新要素をjubeatスタッフに解説していただきました。jubeatファンの方も、これから始めてみようと思っている方も、必見ですよ!

ホールドマーカー
──長押しをするチップがjubeatでもとうとう登場しました。他のBEMANIシリーズではロングノーツなどと呼ばれていて、馴染みのある方も多いかもしれません。長く伸ばす音にホールドマーカーを配置することで、より表現の幅が増えました


──今作jubeat propで入れることになった経緯を教えてください

「以前から導入しようとは考えていました。何回か模索していたんですが、中々良い表現が見つからなかったんです。BEMANIシリーズは、あるレーンに対して上や下からオブジェクトが来るパターンが多く、そのレーンに対してアクションを行いますよね。jubeatも一つのパネルだけで完結しようとしていたのもあったかもしれません。それが今回、他のパネルを跨いでやってくるという表現が出てきて、すぐにこれは面白そうだと感じたので制作しました」


──今のかたちに落ち着くまで試行錯誤したのではないですか?

「他のパネルを跨ぐ表現は、制作が始まって一発目のアイデアだったと思いますね。ホールドマーカーについて考えてみようかと言った次の日くらいに出てきた記憶があります。ただ、ホールドマーカーの視覚的な部分に関しては試行錯誤しました。大きくしたり小さくしたり、あるいは形を変えてみたり、10パターン以上作ったかもしれません。ロケテスト後も、遊んでいただいた方のアンケートを参考にさせていただき、新しいパターンを制作しました。スタッフ全員で遊び比べて、あーでもないこーでもないと言い合い、今のかたちに落ち着きました」




EMBLEM
──プレーヤーを象徴するマークです。5つのパーツを組み合わせて自由にカスタマイズし、自分だけのEMBLEMを作成することができます。パーツは全部で400種類以上あり、ゲームをプレーした際の最後や、またはeAMUSEMENTサイトでPASELIを使用してjboxをOPENすることで手に入れることができます。


──EMBLEMのどういうところが楽しいと感じていますか?

「自分を表現する楽しさですね。jubeat propでは『「好き」がひろがる』というコンセプトがあって、自分の好きなものをアピールしたり、面白いものを作って見せびらかしたりして遊んでもらえれば嬉しいですね。BEMANI生放送(仮)の第73回にてTAGさんとショッチョーさんがオリジナルEMBLEMを作成しましたが、面白かったですよね(笑) jubeatはオンラインマッチングで他の人と一緒に遊ぶことができるので、是非みなさんも自分だけのEMBLEMを作ってみてください」


──EMBLEMはこれからも増えていきますか?

「おかげ様で、あの曲のEMBLEMが欲しいなどの意見もいただいておりますので検討中です。EMBLEMが増えることでより自分らしさを表現できるとも思いますので。季節に応じて、厚着のあのキャラがあのシチュエーションであんなことをしてるEMBLEMも出てくるかもしれませんね。これを言っちゃうとデザイナーが描かなきゃいけなくなりそうですね(笑)実現するかはわかりませんので冗談半分に聞いてください(笑)」




Step
──jubeatの腕前の指標となるものです。プレーをして経験値を溜め、さらにお題をクリアしてビーズをゲットするとStepが上がっていきます。jubeatを始めたばかりの人でも、これに沿って遊んでいくことで色んな遊び方を体験でき、色んな曲をクリアできるようになります。より上のStepを目指してLet's play jubeat!


──長い間実力を表現してきたjubilityをなくし、Stepにした経緯を教えてください

「jubilityは実力を示すのと同時に、いわば調子のバロメーターでした。それとは別にjubeatを進めている感じのものを、これも実力に近いですが、そういうのを入れたいなと思ったんです。『あの人はあのStepだからあの曲をクリアしたんだ』のような表現ができれば面白いかなと。そうしてできたのがStepですね。jubilityをなくしたのは、この2つを共存させることがすごく難しいなと思ったんです。初めてjubeatに触れた人は、どちらを頑張ればいいのか分かりにくいとも思ったし。そういう経緯もあって、やっぱりみんなで新しい要素を遊んでほしいと思って、Stepに絞りました。ただ、jubilityは馴染みのあるものではあるのでね。ゲーム以外のどこかで復活するかもしれませんし、しないかもしれませんし…」


──UNLOCK CHALLENGEの課題曲はどうやって決めたのですか?

「まず、各UNLOCK CHALLENGEに到達する頃にはこれくらいの腕前になっている、というバランスを考えています。その腕前に対して、歯ごたえがありそうな曲をピックアップしているかたちですね。音楽ゲームではいかに上手にプレーできたかが面白さの一つではあるのですが、ゲームを始めた頃というのは、強い敵を倒すのが楽しかったりすると思うんですよ。jubeatで言うと、上の難易度が少しずつクリアできるようになっていく感じですね。なので、バランス調整としてはそこを心がけましたね。少しずつStep UPしてるっぽくなるように。他には、歴代のjubeatを遊んできた方たちの中で、思い出に残っている難敵ってあったと思うんです。1作目のjubeatでは、"Snow Goose"や"Evans"だったりするし、jubeat ripplesでは"隅田川夏恋歌"や"AIR RAID FROM THA UNDAGROUND"がそれに当たるんじゃないかな。jubeat propでjubeatを始めた人たちにも、その思いを体験していただければきっと楽しいだろうと思ったんですよね。RPGを遊んでいて、『あそこのボスが強かった、倒せなかった』という会話が出てくるのと同じように、みんなが同じStepで同じ曲に苦戦して、それを学校などで話題にしてもらえるのは大事なのかなと。もちろんjubeat propの新曲も課題曲にしていて、以前から遊んでいただいている方たちにも楽しんでもらえるようにしました。ちなみに最後のビーズを獲得する条件は、1作目のjubeatのオマージュとなっていますよ」






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