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Biography

  • 2014年10月17日
    まり花だよっ!

    ふぉおおおおおお!!
    すっごくすっごく気になるよっ!

    めうめうのお家の倉庫は
    肝試しの前に一回みんなで行ったんだけど
    奥の方にくものすさんがたくさんはった階段があって
    でっでーーんって金色のおっきな扉があって
    わたしもずっと気になってたんだよね。

    イブ、りんちゃん
    テスト勉強したら、みんなで行ってみようよ!

    まりか

  • 2014年10月18日
    イブだよ~っと!

    おっしゃ~~!
    今日一日頑張った甲斐あって
    テスト対策とかもうバッチリだしっ!

    りんが作ったプリントがすっごく分かりやすくて良かったわ
    あんた、絶対予備校の講師とかなれるわ…。
    まりかが苦手なとこもよく分かってるね。すごいわ。

    そのまりかも今日は途中で寝ないで
    めずらしく集中してよく頑張ったし
    これで来週のテストはなんとかなるっしょ!

    ってかさあぁ…めうんちの倉庫の奥ほんとに行くわけ…?
    じ、冗談だよね、さきこぉ…。
    イブ、絶対やめたほうがいいと思うしぃ。

    だって、あの扉って昔からずっと閉じたままなんでしょ??
    なんかちょー暗いしさ、くもの巣とかいっぱいはってるし
    絶対やばいって!!

    ほら、大昔っからわざわざ閉めてあるんだから
    開けないほうがいいんだよ、きっと…。
    そっとしていておこーよ…。

    ね!や、やめよっ?

    イブ

  • 2014年10月18日
    凛よ…。

    レコード屋。
    やはり私が思っていた通り、貴方やれば出来るじゃない…。

    貴方は記憶する事はあまり得意ではないけれど
    勘が鋭いのか原理を飲み込むのは早いわね。
    化学や数学や物理はその原理をしっかり理解していれば
    そうそう難しいものでは無いのよ。

    喫茶店が夢中になっている、はんこ屋の倉庫の奥。
    私も気になるわ。
    はんこ屋は日向美で一番古いお店であるから
    もしかしたら、この日向美地区の古い歴史が
    色々と解明されるかもしれないわね。

    洋服屋、いい機会じゃない。
    肝試しでの決着が曖昧になっているわけだから
    ここで今一度決着をつけるということで。
    貴方、私には絶対負けないとか言っているんだから
    それをちゃんと実証してみなさいよ。

    まあ、貴方には負ける気は全くしないのだけれど…。



  • 2014年10月20日
    咲子ですっ!

    めうちゃんのお家の倉庫さんの奥
    日曜日にみんなで行ってみましたっ!

    金の扉を開けてみると…奥へ奥へと古い石の階段が続いていて
    その先がとっても真っ暗闇さんで…
    ちょっと怖くってみんな先へ進むのをためらってたんですけど
    イブちゃんが
    『言っとくけど、りんには負けないし。こ、こんなの、よ、よゆーなんだしっ。ちょっと見に行ってくるから待ってるしっ!』
    って言って一人で進んで行きましたっ!

    イブちゃんとってもとってもカッコいいのです。。。

    その後しばらくてし、イブちゃんの
    ぎゃああああぁあああ!!って叫び声が聞こえたから
    みんなでびっくりして下に降りてみると
    『ぜぜぜったいおおお化けだしっ!……ふぇっ…』
    って言いながら、イブちゃん古い甲冑さんを指さして
    腰を抜かして震えていました。

    イブちゃんとってもとっても可愛いのです。。。
    私またきゅんってしちゃいました…ごめんなさいっっ(>_<)

    階段の下は図書館の書庫みたいな広い部屋になっていました。
    棚が沢山あって本や骨董品が綺麗に整理されている感じです。
    倉庫さんの地下はどうやら古い歴史資料を
    保管している場所みたいですね。

    私が一番びっくりしたのは、古い大きな肖像画です。
    お姫様と女武将さんの2人が書かれた絵なんですが…
    そのお姫様のお顔をよく見てみると
    イブちゃんにとってもとってもそっくりさんなんですよっ!
    りんちゃんが言うにはお姫様は舞御前という名で
    女武将さんの方は橘姫って記してあるそうです。
    そうなんです、このお姫様お顔だけじゃなくって
    名前までイブちゃんみたいなんですっ!
    女武将さんの方は橘姫…橘は私の旧姓です…。
    勿論、偶然だと思うのですけど
    私、この絵になにかとってもとっても縁を感じますっ!
    戦国時代くらいのものってりんちゃんが言ってましたけれど
    このお二人がどういう人達だったのか
    私とってもとっても気になりますっ!

    倉庫さんにはお姫様の資料らしきものが沢山あったので
    何冊か持っていって調べてくれるってりんちゃんが言ってくれたので
    どういうお話なのかとってもとっても楽しみです!

    そういえば奥にはまだ扉があって、先に続いてそうでしたけど
    イブちゃんが腰を抜かして動けなくなっちゃったので
    探検はそこで終わりにしましたっ(*^-^*)

    咲子

  • 2014年10月20日
    イブだしっ!

    違うし、さきこぉ…
    く、暗くってさ状況が分からなくって
    急に鎧とかにぶつかったからびっくりしただけだしっ!
    そんなの誰だってそうなるっての!

    あたしはさ、ぜ、全然怖くなかったしっ!
    ふ、ふっふ~ん♪♪♪♪あんくらい、よ、よゆーだったしっ。
    ああやって大げさに怖がったのは
    ほら、みんなを笑わせて安心させる為だしっ。
    ギャグよギャグ。わ、分かったぁ?

    でも、イブはもう絶対奥には行かないからね!
    …なんかヘビとか虫みたいなのとか、いたしぃ…。
    って、そんなんじゃなくってさ!
    ほら、ほこりとか体に悪いし、お洋服だって汚れちゃうし
    もー十分でしょあんたたち??

    りんだってきゃーって叫んでたから
    ま、今回も引き分けにしといてあげるしっ。
    あたしのこの優しさに、か、感謝しなさいっ!

    イブ

  • 2014年10月20日
    凛よ…。

    見苦しい言い分ね、洋服屋…。
    誰がどう見ても強がりにしか見えないわよ…。

    大体貴方ね…何故怖がるたびに私にばかりだ、抱きついてくるのよ!
    私は、その理解不能な行為に対して声を出しただけよ…。
    勘違いしないで頂戴…どう考えても貴方の完敗よ。

    喫茶店。
    はんこ屋の倉庫にあった古い資料なのだけれど
    ざっと概要ではあるけれど、昨日今日でお父さんと解読してみたわ。
    日向美の歴史については去年から私も色々と調べていたけれど
    この話は例のさくら野の歌姫伝説とも繋がっていて
    とても興味深いわね…。

    あの肖像画の2人の話はこんな感じよ。

    戦国時代にさくら野の方に小さなお城があった。
    その周辺は歌と舞が上手であると評判の姫が統治していて
    民衆に舞御前と呼ばれて慕われていた。
    舞御前の側近には橘姫というとても強い女武将がいつも側にいた。
    橘姫は日向美出身で丁度今の旧家通りのあたりに住んでいたようね。
    2人はとても仲が良く、橘姫は楽器も上手だったようで
    舞御前が美しい歌と舞を披露する時は
    橘姫はいつも側で合わせて演奏をしていたようね。

    そんな時、後に『大永の五月崩れ』と言われる
    山名氏と尼子氏の守護職を巡る内紛が起きた。
    舞御前は山名氏側についていたが
    尼子氏の猛攻により周辺のお城が次々に落とされて
    ついに大軍にお城の周囲を取り囲まれてしまった。
    橘姫は舞御前を守るために城を出て一騎当千の奮戦をしたけど
    結局多勢に無勢で、ついには城門を壊されてしまう。
    倉庫に残っている千子村正と書かれた例の黒いものは
    橘姫愛用の武具の一部が残ったものと考えられるわ。

    さくら野に伝わる歌姫伝説では
    舞御前はお城で悲運の自害を遂げたとなっているけれど
    はんこ屋の倉庫で見つかった書物を紐解いてみると
    実際は橘姫は舞御前を連れて
    お城の隠し通路を通って日向美へ逃げたみたいね。
    その時に協力したのが、はんこ屋の祖先であろう兎月堂宗久。
    私が去年図書館で読んだ郷土資料にも載っていた人物だわ。
    そう、はんこ屋の倉庫は昔はお城まで繋がっていたのよ…。
    …今も繋がっているかもしれないけれど。

    以前調べた時は兎月堂宗久は侵略してきた尼子氏から
    かなりの待遇を受けていたようなので
    上手く2人を匿う事が出来たのじゃないかしら?
    舞御前と橘姫のその後は分からないけれど
    はんこ屋の倉庫にあった2人の肖像画を見ると
    この日向美で仲睦まじく暮らしていたのは間違いなさそうね。
    きっと、その後も2人で音楽を民衆に披露し続けていたのだと思う。

    以上、書物に書いてあった物語よ。

    それにしても、この日向美という土地が
    戦国時代においても音楽と縁の深い土地だったとは
    とても興味深い事ね。



  • 2014年10月20日
    めうだよーっ!

    りんりん先生なっがいめうーーっ!

    よーするに、あのさくら野のうたひめさまには
    とっても仲のいい女のお侍さんがいて
    ふたりでこの日向美でバンドをやっていたってことであってるめう?
    戦国時代にがーるずばんどなんておしゃれめう!

    しっかし、さききはなんでうたひめさまが
    いぶぶに似てるって思っためう?
    めう、あんなにむっかしの絵だと
    にてるにてないとか全然分からないめう…。
    みんな同じ顔にみえるめう。

    いぶぶのちゃんねーは、めうが持ってるこの写真みたいに
    もっとぎゃるかわな顔でぼんきゅっしてて
    おみ足もむちすらちらっとしてるはずめうーっ☆

    めう

  • 2014年10月22日
    まり花だよーっ!

    ふぉおおお!
    イブとりんちゃんのおかげで
    テストさん、なんとかなったかもだよっ!

    ねえねえ、イブってばすごいんだよっ!!
    テスト全部終わった後に
    『わるいけど…イブ、今回学年一位もらったしっ!!』
    って、満面のどや顔さんで言ってたの。
    なんと、今回さきちゃんを超えたかもなんだよっ!
    わわわ!
    学年一位とかすごいよっ表彰ものだよっ、イブぅ~!!

    ふふふっ、ちょっと思い出しちゃった。
    イブはね、小学生の頃よく表彰されてたの。
    勉強も運動もすっごくできたし遅刻もお休みもしないから
    全校集会の時に校長先生に表彰されたりしてたんだよ。
    みんなの前でひょうしょうじょー、いずみいぶきどの!って
    イブがみんなに拍手されるの見て、わたしすっごく嬉しかったなぁ。
    その時のお話をイブにするとゆでゆでだこさんになっちゃうんだけど
    わたしは小学生の時のおさげ優等生のイブも
    今のギャルかっこいいイブもどっちも変わらず大好きだよっ(*´ω`*)

    そうそう!!
    舞御前と橘姫のお話をね会長さんにしてみたら初耳だったみたいで
    すっごくすっごく興味を持っていたよ。

    うちの商店街の裏の旧家通りのあたりには
    古いお屋敷が何軒か残っているんだけど
    橘姫はその辺に住んでいたんじゃないかって会長さんが言ってた。
    ちょうど、前にさきちゃんがイブの写真を撮ったあたりだよ。
    なんでもその辺って会長さんが小さい頃は
    日向美大字橘って地名だったみたいなの。
    土地の名前になっているくらいだから
    橘姫ってすっごく慕われたんじゃないかって会長さん言ってた。
    それで、その辺で一番古い建物は白兎神社だから
    そこの神主さんにお話を聞いたら
    もっと何か分かるかもってお話してくれたの。

    とにかくね、こんなにロマンチックなお話が
    自分達が住んでいる場所にあっただなんて
    会長さん、すっごくびっくりしたみたいで
    すぐにでも市の観光課の人にお話して
    ゆくゆくは倉野川の新しい名所にしようって言ってたっ!

    ほわわあぁ…新しい名所さんかぁ。
    もし、看板とか資料館とかできたら
    観光のお客さんきっときてくれるよね?

    そしたら、うちの商店街にもっとお客さん来てくれるかなぁ。
    ほわわわ~ん.。.:*・゜☆

    まりか

  • 2014年10月22日
    凛よ…。

    表彰式…。
    凄くおぼろげな記憶だけれど
    確かに小学校の全校集会でそんな事があった気もするわね。
    その時の洋服屋についての記憶は無いけれど…。

    私のお店の書庫で倉野川の古地図と古い住居地図を
    見つけたから、今少し見ているわ。

    まず、レコード屋が書いた日向美大字橘と呼ばれてた地区は
    具体的に旧家通り、そこから天神川をこえた向かい側一帯
    ふれあいロードの先の裏山の一部を指すみたいね。
    住居地図をよく見てみると
    その一帯は『立花』と『橘』どちらかの名字で
    埋め尽くされているわ。

    土地が名になったのか、名が土地になったのか
    どちらかは分からないけれど
    私個人の見解ではこれはこの辺に住んでいた人々が
    橘姫を慕って付けたものの名残だと考えられるわ。
    そして、それがそのまま土地の名前になった。

    何も同じ名字だから血族、親族という訳では無く
    昔は賢人偉人を慕い、その記憶に残す為に
    土地一帯で同じ名にする事はよくある事よ。
    この辺は白兎神社に保管してある古い記帳記録や帳簿を見れば
    何か分かると思うわ。

    今は旧家通りも新しいお家が増えたし
    裏山の方には地域センターができて
    天神川の向こう側は市営住宅が建っているから
    この立花と橘の名残はほとんど残っていないわね…。

    もし喫茶店の父方が倉野川出身だったのなら
    この土地の事をもう少し詳しく分かりそうだけれど…。



  • 2014年10月22日
    咲子ですっ!

    りんちゃんに聞かれて、はっとしました!

    そういえば、私お父さんのお父さんとお母さんにも会った事ないし
    なにしろ…ずっと長い間離れていたこともあって
    お父さんの小さい頃のお話全然知らないなって思って。
    だから、お夕飯を食べた後に思い切って聞いてみたのです。
    お父さんが倉野川出身なのかどうか。

    お父さん倉野川出身では無かったです。
    お父さんが生まれたのは滋賀の長浜という場所でした。
    突然何でそんな事を聞くの?って聞かれたので
    橘姫のお話をしてみたら
    えっ!?なんでそのお話を咲子が知ってるの?
    って急に凄くびっくりした顔をされました。
    その橘姫のお話、子供の頃にお父さんのお父さん
    私にとっておじいちゃんからよく聞かされていたみたいです!
    お父さん、聞かされてた時は自分の名字を使っておじいちゃんが勝手に作り出した寓話ってずっと思っていたらしくて
    だから私が同じ話を知っていてびっくりしたみたいなんです。

    その後、お父さんがおじいちゃんのお話を色々してくれました。

    おじいちゃんは滋賀で琵琶を作っていたそうです。
    木之本という場所にいて、そこは琵琶の弦になる
    とっても良質な糸を作っていたからだそうです。
    そもそもお父さんがギターを弾くようになったのは
    小さい頃におじいちゃんが作った琵琶で遊んでいたのが
    はじまりみたいなんです!

    おじいちゃんとおばあちゃんはお父さんが高校生の頃に
    2人とも相次いで若くして亡くなってしまったようで
    それからお父さんは親戚がいる因幡に引っ越してきたみたいです。

    お母さんの方はこの日向美商店街の出身で
    お父さんとは因幡のジャズバーで出会ったって話してくれました。
    お母さんが言うには、この頃のお父さんは
    とってもとってもキザさんだったみたいです(*^-^*)
    その後、2人で日向美に来て今のお店をはじめたそうです。

    今おじいちゃんとおばあちゃんにお話を聞けないのが
    とってもとっても残念なのですけれど、お父さんこう言ってました

    『親父は和楽器職人の集落で生まれて一人前になってから全国を色々と旅したって聞いたような気がする。橘姫の話をどこで知ったのかは分からないけど、全国をまわったって言うからこの辺にも来た事があって、それこそ昔の橘の人から直接聞いたのかもしれないね』

    おじいちゃん、楽器職人さんだったなんて…!
    そして、お父さんのギターはおじいちゃんの影響で
    そのお父さんの影響で私がギターを今弾いています…

    私…今とってもとってもびっくりさんなのですっ!

    咲子