NEW SONG
ECHIDNA
HYBRID BUCHIAGE TRANCE / HuΣeR
Sound / HuΣeR
Anime / GYO
「ECHIDNA」というちょっと難読(?)な曲名は、実在の動物である「ハリモグラ」とギリシア神話に登場する「エキドナ」のダブル・ミーニングとお聴きしていました。
そこで、当初は2つの生物が関わり合う光景を抽象的なモーショングラフィックスで表現してみよう!と制作し始めたのですが、なんだかわけがわからないビジュアルになってきて…あえなく中断。
もう後がないタイミングでキャッチー&シンプルな路線に転換しようと、曲調から思い浮かべた「地底にある秘密の楽園に人々を誘う女主人エキドナ」というモチーフにて大急ぎで作り直したのでした。
そこで、当初は2つの生物が関わり合う光景を抽象的なモーショングラフィックスで表現してみよう!と制作し始めたのですが、なんだかわけがわからないビジュアルになってきて…あえなく中断。
もう後がないタイミングでキャッチー&シンプルな路線に転換しようと、曲調から思い浮かべた「地底にある秘密の楽園に人々を誘う女主人エキドナ」というモチーフにて大急ぎで作り直したのでした。
今回の「ECHIDNA」は、L.E.D.さんがbeatmania IIDX 24 SINOBUZのサウンドコンセプトでも掲げられておりました
「近年のIIDXでは収録していなかったジャンルの再収録」というテーマを個人的解釈で表現した楽曲になります。
昔から楽しんでくださっている方々には、「どこか懐かしさを感じて貰えるよう」に。
そして、最近遊び始めてくださった方々には、「一週廻って新しいと感じてもらえるよう」に。
そんなコンセプトを秘めた楽曲になります。
ちょっとした裏話ですが、その他にもサブコンセプトを設けてまして、
実はこの楽曲、先にどういう譜面に仕上げるか(どういう要素を持った譜面に着地するか)がほぼ決まった状態での制作となりました。
チームの方々と念入りに落とし込む要素のすり合わせを行い、
楽曲制作時から「完成譜面に近づける為のサウンドメイキング」を行った、個人的異例の挑戦を試みた楽曲となります。
いざ曲を作り始めてみると、ゲームとしては成立するのに、楽曲単体として聴いたときには個人的に全く納得がいかず、
逆にいつものHuΣeR節全快で作っておりますと、その要素がまったく映えない曲に偏ったりと、かなりの四苦八苦がありました。
自分らしさも残しつつ、ゲームとしてはニューフェイス要素をだしつつ、
その上今回のイベント「BUZRA ARTS」というイベント曲の大台に乗っかり、
更なる上には「近年のIIDXでは収録していなかったジャンルの再収録」をテーマに掲げた楽曲となると、
なんともまぁハードルの高い一捻りも二捻りも折り合いが必要となる制作となりましたね(笑)
最終的にはしっかりと全ての要素を落とし込めた楽曲に仕上げれたと思ってます。
とはいえ、実際こんなに頭を捻り、先を見据えた曲を作ったのも音楽制作人生初だったので、
面白い経験ができたなぁとひしひしと感じております。
そんな曲です。