beatmania IIDX 24 SINOBUZ

どうも、L.E.D.です。

今回のINVISIBLE STRIXですが、ロンチ曲の「鴉」が自分なりに解釈したbeatmania IIDX 24 SINOBUZのテーマ曲だとすると、
こちらは裏テーマ的ポジションといったところでしょうか。
鴉と猛禽類だとなんかどっちも裏っぽい様な印象ではありますが、同じ忍でもこっちはよりダークな、エグい手段でターゲットを葬る様な、
なんかそんな感じのイメージです。

で、今回のジャンルはNEUROFUNKというヤツなのですが、このジャンルも、過去に何度かやってみて、挫折をしたことのあるジャンルでした。
このジャンルで印象的な、地を這う様な、とか言う感じで良く表現されますが、BASSがなかなかカッコよくならなくて苦労した経緯がありました。
今回は、やっとなんとか形になったかなぁと言う状態まで持って行く事が出来たかな、と思います。

全く余談ですが、ずーっと昔の話で恐縮なのですが、家庭用beatmania IIDX 10th styleに収録された私の曲で、ACID VISIONっていう曲がありまして、
その曲が今回のINVISIBLE STRIXの原型とも言える感じの曲なのですが、この曲のジャンルを「LIQUID FUNK」としているのは、完全に私の勘違いでした。
LIQUID FUNKはむしろ方向性としては正反対で、アコースティック系がフィーチャーされる事の多いキレイ系な感じのSTYLEとなります。
いずれbeatmania IIDXにLIQUID FUNKが収録されると思いますので、そちらで正しいLIQUID FUNKをご確認頂きたく思います。

いつも気持ち悪い方担当のpamですが、
今回はどちらも気持ち悪いので担当もクソもありませんでした。

曲を頂いた時「これはもしや積年のアレがアレなのでアレが作れるのでは！？？」
と思いあふれる想いを仕舞い切れずに制作したのがコレです。

本当はネチネチネチネチ他の仕事ほっぽりだしてずっと作り続けていたかったですが、社会は無常です。
ちなみに急性胃腸炎で体も無常でした。
いつぞやお世話になった時は健康体20代前半のぴちぴちだったのに如何してこうなってしまったのでしょうか。
時間は無常です。

ソフトウェア等の面では普段とは違った手法を取ってみたり、
別の面では昔の手法を取ってみたりと、とても楽しく作成させて頂きました。
初期段階で「直線的なオブジェは入れたくない（曲線でやりたい）」というのが2人共通の指針だったのですが、
今にして思えば、ソリッドな音の中で鳴る「ウネリ」や「歪み」の音から来た指針だったのかもしれません。