Sound / BEMANI Sound Team "dj TAKA" この曲は実は「26th style」として作り始めたのですが、色々な事情により27に先送りになりまして、そんな背景もありまして制作した時期としてはもう随分前だな、という印象で、曲コメに書けるエピソードも色々あったような気がしますが忘れちゃってるような気がします。

IIDXの20周年で、初期の楽曲のリメイクを、ということだったと思いますが、「.59」「Colors」「ABSOLUTE」などいわゆるアンセム達は色んな方々の手によってリメイクされていまして、意外な選曲ということで、まさかの「Second Style」から行くことに。

原曲がヒップホップとしては既にかなりアップテンポではありますが、更にBPMをアップして、トラップ風のノレるトラックを意識して全体に磨きをかけましたが、原曲のフレーズや音色はなるべく生かしていて、曲中で使われているスクラッチの音は、ほとんど当時サンプリングした音をそのまま使ってます。

ムービーには僕の友人達に出演いただいたのですが、レコーディングのラップにご参加いただいた方はまったくの別人でして、元MONDO GROSSOのMCで、beatmania CORE REMIXにも参加していただいた、大御所ラッパーのB-BANDJさんですので、皆様お間違いなく。 Movie / BEMANI Designers "VJ GYO" 撮影担当です。
20年前（！）に「Second Style」で初代メンバー達を撮影したロケ地を使いたい、とのこだわりから制作進行のNAGIに頑張ってもらいました。

…当日はあいにくの小雨…

三代目達のスケジュール、ロケ地の使用許可、レンタルで借りてる撮影機材や車…雨天決行せざるを得ません。
本降りになる可能性も高く、とにかく急いで撮り終えることが求められました。

彼らとは初対面でしたが、挨拶も説明も早々に済ませいきなりカメラを回し始めるような有様…
しかし、用意した雨具も放り出して、まるで晴天の下ではしゃいでいるかのように出演してくれたメンバーの熱い心意気を感じてもらえたら何よりです。

あまりに焦っていたのか、よく見ると着用しているサングラスがスタイリストの指定と異なって入れ替わったりもしています。
そのあたりのアレンジも含めて気ままで楽しすぎる3人の勢いやノリが、1999年8月23日と2019年11月23日、20年の時を超えて二つの光景を見事に結像させてくれました。 Movie / BEMANI Designers "KINRUI" はい！編集担当です！！
めちゃくちゃかっこいい曲でアゲアゲで編集してました！
おうちに帰っても耳に残り続けてあれ…この曲聞きたいなあ～探そu…（しまった～まだ世にでてないやつ～）というのを何回やったか…

映像制作者の特権なのですが、撮影した素材映像の端々に入ってるオフショットがおもしろくて入れようか迷いました。
ビニ傘持ってるのは待機中の場面だと思ったらそのまま踊りだしたり…映像確認してる自分が戸惑う…

制作にあたり前作のSecond Styleのムービーのコンセプトや、当時の話を聞く事ができて
かつて薄暗いゲームセンターで5つの鍵盤を叩いていた20年前の自分へ、
駅の反対側にあるゲームセンターへ7つ鍵盤を叩きに行け…と囁きたくなるのでした。