Biography
- 2015年01月07日凛よ…。
赤アイドル屋、良かったわね…。
貴方は、相当悩んでいたと思うわ。
ルミナスのライブの時も
吐故納新フェスティバルの時も
子供祭りのライブを観に来たときも。
ずっとずっと心の葛藤を続けていたのでしょう。
いいえ、もっと前からね…。
貴方はきっと幼い頃に妹がテレビでアイドルの番組を観て
笑顔を見せた瞬間から、悩み続けてきた。
貴方は頑張っている姿だけを妹に見せているつもりだったけど
妹の方は、貴方がどんどん傷ついているという事を知っていた。
でも、妹はそんな貴方の姿を見ても
自分では何も出来ずにいて自己嫌悪に陥ってしまった…。
お互いに相手を想うあまり
自分を傷つけてまで相手の為になろうとする。
オー・ヘンリーの短編にもあるように
それはいい結果を生むとは限らないわ…。
でも、赤アイドル屋が今まで妹を想ってしてきた事は
私は決して間違っていると言えないし、無駄だとも思わない。
少なくとも、私達はこうして心を動かされたから。
凛 - 2015年01月10日凛よ…。
それにしても…青アイドル屋は
はんこ屋の自転車の技を真似してみたり
レコード屋ですら食べきれなかった
あの巨大ちくわパフェを平らげたり
中華鍋を自由自在に使いこなしたり
何か計り知れないものを感じるわね…。
姉へのアンサーソング。
たった一人の相手の為に、音楽を作るという事…。
私自身、音楽をそのような形で作るなんて
今まで想像した事もなかったけれど
今回、赤アイドル屋の曲を演奏してた時に
青アイドル屋に想いが確かに伝わっていくのを見て
音楽は言葉よりもずっと心に響くものだと実感したわ。
私にもいつかそんな音楽が作る事ができるのかしら…。
凛 - 2015年01月18日凛よ…。
貴方がそんな風に言うなんて、珍しい事であるから
そうね…私が教えてあげるわ。
確かにほしゆめの建設は
元々由良町や周辺の地方自治体が地方活性化という
スローガンを掲げて国からの交付金を基金として行った
一大『街おこし』プロジェクトね。
ここで問題なのは開発の中心となった企業が
レゾングループという東京の企業なのよ。
つまり、地方活性化はいいが
そのノウハウを持たない由良の役所の人々が
地域に根付いていない企業へプロジェクトの委託を
丸投げしてしまったから
結局はその企業のお膝元しか活性化していなくて
元から由良周辺に根付いている企業や商業施設は
前よりも寂れてしまっているのが今の現状であり事実よ。
彼らはほしゆめと色々提携しているのだけれど
それが逆に個性を消す事となってしまったのよ…。
駅前の銀座商店街を見ても直営のアンテナショップ以外
集客はどんどん減っているわ。
つまり、ほしゆめによる『街おこし』は成功していないということ。
地域を活性化する為にはまず地場産業や地元企業の経済を活性化していかないと魅力的な街づくりにはならないと思うわ。
貴方が言うように東京を真似て新しいものを作っていけば
一時的には賑やかになるけれど
結局新しいものだけに経済が集中してしまい
その結果地域の特色はどんどん薄れて行くのよ…由良のように。
そういう風に寂れてしまった地方都市なんて
全国にいくらでもあるでしょう?
真似事をしても結局東京に行けば良いという話になるのよ。
つまり最もそういう考えに帰結しやすく
地域の最大の活力となる若者の流出はこれでは防げない…。
今の倉野川市はそれとは違って
『地元が一丸となる魅力的な街づくり』という事をはじめたのよ。
自分達だけで自分達にしか出せない街の特色に力を入れる。
もし、それが地域の人の心に響いていけば地元に愛着が増して
結果的に倉野川から離れていく人を引き止める事にもなる。
そうやって継続的に人の流出を防ぐ事が
地域活性化で一番大切な事だと思うわ。
ただ、歴史を感じる素晴らしい小京都のような街並みと
特色ある伝統的産業を推進する企業が出来たとしても
私達のような世代に響くかどうかは大きな課題ね…。
レコード屋達は皆古い歴史が残る雰囲気が好きというけれど、
そう思える同世代の人ははっきり言って少ないと思うわ。
彼らに高校を卒業してもこの街に残りたいと思ってもらわなければ
結局活性化は起こらずにお金だけが無駄に消えて行く事になるわ…。
だから、レコード屋は頑張っているのよ。
同世代の心を動かすのは、やはり同世代の行動なのよ…。
分かったかしら。
凛 - 2015年01月25日凛よ…。
早速、聴いてみたわ…。
Bメロのメロディーとコード進行がいかにもレコード屋の
ふわりとした感じがして…歌詞にも合っていると思うし
その、なにより…か、可愛らしくて良いわね。
そうね、この感じであればもう少しテンポを上げて
ギターでロックテイストを増やすと
よりバンドサウンドにまとまると思うわ。
ギターのアレンジ考えておくわね。
凛 - 2015年01月27日凛よ…。
洋服屋…貴方さっきから何をしてるのよ…
私の極めてプライベートな空間で…
…な、何よ?
き、着ないわよ…着るわけないでしょう!?
そのドレスはその…あの…
そ、そうよ、曲のイメージ作りなのよそうなのよ…
って、きききき喫茶店!貴方は何をしているの!?
わーーわーーっ!そこを開けるのは…や、やめなさいっ…!
ち、ちょっと!!
レレレレコード屋、何故いつの間に私のベッドで寝ているの!?
貴方達ね……
本当に大人しくできないのなら……即刻追い出すわよ…
凛 - 2015年01月27日凛よ…。
そ、それは…私の誕生日の前日に子供達がお店に
プレゼントって持って来てくれたものよ。
そもそも愚昧を滅亡も何も
滅亡天使という者はもうこの世界にはいないわ。
それに、こんな物もらっても本当に迷惑なだけだから
きちんと返そうと思っていたのよ…。
でも、これを持って家を出ようとしたら
お父さんにそれは一体何だ…って見つかって
私が事情を説明しようとすると
『……似合っているな。ちょっと構えてみてくれないか?』
って言うものだから…その…少し…少しだけ構えてみたら
お父さんの新しい作品のインスピレーションになったみたいで…
わ、私自身は今すぐ即刻これを返したいのよ…。
でもお父さんが気に入ってしまったから……し、仕方ないのよ。
って、貴方達は本当に何をしに来たのよ!
凛 - 2015年02月02日凛よ…
何を突然訳の分からない事を言っているのかしら…。
早くその低俗でだらしない顔を仕舞いなさいよ…。
だ、大体、私が、そ、そんな列車に乗って挙げ句の果てに
終着駅にある特設ポストにチ、チョコレートを投函するなど
そんな事する筈ないじゃないの…。あ、あり得ないわ…。
よ、羊羹屋はもう少しよく考えてから書き込みをしなさい…。
お、愚かね…本当に…。
凛 - 2015年02月02日凛よ…。
や、やめなさい…喫茶店。
バレンタインイベントなんて
そ、そんな、極めて、し、商業主義的なものに
貴方が左右される必要なんて無いわよ…しっかりしなさい…。
凛 - 2015年02月03日凛よ…。
私もシャノワールに行くわ。
先程、あの破廉恥猫達が私にくっついて
ぐ、愚行を繰り返し、離れないから何事かとおもったら
いつの間にか私の制服のスカートとタイツに
豆が絡まっていたわ…。
おかしいとは思っていたのよ…。
駅から帰ってくる時に凄い速さで自転車が通過したと思ったら
次の瞬間に何かが跳ね返って私に当たった気がしたから…。
私とした事が不覚だったわね…
この許すまじき蛮行…制裁が必要ね…
凛 - 2015年02月04日凛よ…。
ちちち、ちょっと!!
か、返しなさいよ蛮行屋!!
ち、違うのよ…これは…そうじゃないの…
喫茶店が前に言ってたから…このキャラクターが…好きだと…
でも、はんこ屋が先にその着ぐるみで来て
喫茶店凄く喜んでいたでしょう…?
だから、今さら私がカオナシの格好とかしても…その…
って…な、何で貴方達笑っているのよ……!
凛