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Biography

  • 2013年04月24日
    凛よ。

    全く…洋服屋らしい勝手な論理だわね…。

    私は別に貴方達のことが嫌いなんて一言も言ってないし
    貴方達のバンドの音楽も、…全然悪くないと思っているわ。
    これは私自身の問題なの。

    バンドをやりたいからギターをはじめる、ね。
    ええ、否定はしないわ。大概の人はそうかもしれないわね。
    私もそうだったかもしれない。

    でも、今は違うの。
    そんな馴れ合いの為に音楽をしているわけではないの。




  • 2013年04月24日
    凛よ。

    ちょ!ちょっと、やめなさいよ!
    貴方達の事が大好きなんて一言も言ってないから…。
    衆目の前で、勝手極まりない印象操作をしないで頂戴。

    それと、私が極度の恥ずかしがりやですって?
    な、何を蒙昧な事を言っているのかしら…この洋服屋は。




  • 2013年04月26日
    凛よ。

    ちょっと、貴方達…。
    本人が閲覧できる場所で変な相談しないで頂戴…。

    本当に本当に…これほど断っているというのに…
    どうして私にそこまで興味を持つのよ!
    貴方達の行動はポアンカレ予想でペレルマンが導きだした証明並みに理解できないわ…。

    わ、分かったわよ。
    私もこのまま恥ずかしがり屋って勝手に決め付けらるのは
    本当に迷惑だし不徳な印象操作以外なにものでも無いから
    あ、貴方達の茶番に付き合ってあげてもいいわよ。

    でも、勘違いしないで欲しいわ。
    これは私なりの正当なる危機回避の論理によるものだから。
    リ、リスクマネジメントだから…。




  • 2013年05月01日
    凛よ。

    本当におせっかいね貴方達は。
    本当に本当に本当に…。

    何故、私の事をここまで気にかけるの?
    私は、貴方達に何もしてあげてないのに…。
    わからないわ…本当に理解できない。

    私の何処が面白いのかしら?
    退廃文学ばかり読んで、碌に会話もせず
    学校でも人を寄せ付けないこの私のどこに興味を抱けるわけ?
    貴方達だけよ…そんな風にしてくるのは。

    本当に慣れないわ…こういうの…。

    レコード屋。貴方みたいな子ははじめて。
    そうよ、お父さんの事は貴方の言う通りだわ。
    私はこれからも誰も幸せにしてあげられないだろうから
    せめてお父さんだけは…ってずっと思ってたのよ。

    貴方のその理解できないエネルギー。
    きっと私はそれに影響された…。
    私、気が付いたらお父さんに夢中で話していた。
    貴方達のことや日向美ビタースイーツの事を。
    お父さん、全部知ってたの。私の気持ちも。ずっと前から。

    ああもう…私はさっきから何を言っているのかしら…。

    わ、分かったわよ。貴方達には負けたわ…。
    このままだとここで何を言い出すかわからないし
    私の山彦のように続く平穏な日々も保たれそうにないから
    明日から練習に参加して演奏を見てあげるわよ。

    でも、決してバンドに入ったとは言ってないから…。
    そ、そこは勘違いしないでくれるかしら…。




  • 2013年05月06日
    凛よ。

    貴方達、何か浮かれているようだけど
    ちゃんと練習はしているのかしら?
    明日の合わせで曲の完成まで持っていく予定よ。
    練習してこない愚昧な者は厳しく処すから。

    それと、洋服屋。
    貴方は究極的に『東京』という言葉に弱そうだから
    変な人達に騙されないように注意が必要だわね…。




  • 2013年05月06日
    凛よ。

    はあ…。本当に不覚だわ…。

    私は貴方達の演奏指導はするけれど
    私自身歌うつもりも弾くつもりも全く無かったのに…。
    気が付いたらギターをしっかり手に取って、歌っていた…。

    どうして、私はいつもいつも
    貴方達のペースに巻き込まれてしまうのかしら…。
    我ながら自分の軽率さと愚かさを呪うわ。

    でも…貴方達と演奏をしていると
    今まで独りでギターを弾いていた時とは違う気分になるわね。
    この気分、全然悪くない…かもしれない。

    あ…といっても、ほんのちょっと気分がいいかもしれない
    という可能性を論じているだけだから…。




  • 2013年05月06日
    凛よ。

    ちょっと、洋服屋!!
    moonbowの前で歌うなんて、そんなこと聞いていないわ!

    だ、大体私彼女達の事知らないのよ…。
    知らない人の前で自分の歌を披露するとか
    そんなの、そんなの考えただけで…私…わたし…

    って…ち、違うわ!そうじゃないわ!
    そうよ!
    何故、なにゆえ面識の無い輩に
    私の歌声を聴かせなくてはならないという必然性の問題よ!
    あ、あり得ないから。そんな必然性…。

    AZTeCAだって、因幡にわざわざ行く必要ないでしょう?
    で、デモテープ作って送ればいいじゃないの…。




  • 2013年05月08日
    凛よ。

    『虚空と光明のディスクール』よ!!

    あ…ラジオなのだけれど
    その…あまりじっくり聴いたりしないで欲しいわ…。
    は、恥ずかしいから…。




  • 2013年05月09日
    凛よ。

    貴方達、よくも騙したわね…。
    もう、しばらく商店街歩けないじゃない…。
    私、気がついたら何故か沢山歌ってしまっていたし…
    本当にあり得ない。
    またレコード屋の悪しき催眠術にかかってしまったのだわ。

    ああ!もう思い出しただけで駄目…。

    だ、大体…洋服屋!
    作戦とか言う割に、貴方マイクずっと離さなかったじゃないの。
    今回の事は単に溢れ出る、貴方のその自己顕示欲を満たしたかっただけじゃないの?
    あ、あなたはもう少し都会的な思考をしなさいよっ!

    でも、お父さんまで来ていた事には驚いたわ…。

    そうね…
    大切な人の前でちゃんと自分の歌を聴かせられるくらいにはならないと駄目よね…。




  • 2013年05月13日
    凛よ。

    貴方達。もう、充分よ…。
    私は貴方達の手を借りなくとも
    ちゃんと人前で歌えるから…。

    大体…
    洋服屋は妙な振り付けをしてずっと歌い続けているし
    はんこ屋は私を置いて、よく分からない連中に
    愛想をふりまきながらゲームをしているし
    はっきり言って、貴方達は協力するとか言いつつも
    単に自分がしたいことをしているだけじゃないの…。
    正直、そんな貴方達を見ている方が十分恥ずかしかったわ。

    ほんの少しの気紛れで、何故か貴方達を頼ってしまった
    私が本当に愚かだった。

    もう、いいわ…。
    こんな恥ずかしい目にあい続けるくらいなら
    バンドで歌った方がどれだけ楽かよく分かったわ。