e-amusement TOP

Biography

  • 2013年06月28日
    凛よ。

    頼むわね、洋服屋…。

    この子…まだすやすや気持ち良さそうに寝ているわ。
    さっきからずっと寝言で貴方の名前を言っているの…。
    本当に仲良いのね貴方達は。

    なんだか少し…
    いや、何でもないわ…。

    とにかく待っているわ。




  • 2013年07月01日
    凛よ。

    まさか天神高校の生徒が来るとは思っていなかったわ。
    私、学校では他の人と殆ど会話をしていないのに
    本当に…何故なのかしら…理解できないわね…。

    それと、ファンとか…下らないわ。
    はっきり言って迷惑なの…。
    私は、貴方達の相手するだけで精一杯なのに
    これ以上、知らないところで話題になりたくないの…。
    私は目立ちたくない。絶対に目立つのは厭なの。
    何度も言っているけど、静かに暮らしたいの…。

    でも…わざわざ演奏を聴きにきてくれたのは
    確かに…う、嬉しいとも言える可能性が素粒子レベルで
    あるかもしれないわね…。

    こういう時には何て言えば、い、いいのかしら…?
    ああ…もうっ!こんな事今まで全く無かったから
    う、上手く言葉が見つからないわ…。



  • 2013年07月02日
    凛よ。

    貴方達、揃いも揃って東京東京って…。
    傍からみていて恥ずかしいからやめなさい…。

    洋服屋はいつも変なところで真面目ね…。
    人生に計画性を求めるなんて全く愚かだわ。
    常に自由に、リバタリアニズムであるべきよ。
    教師の言う事なんて、万物の全ての事象の中で
    芥子粒以外なんでもないわ。
    何者にもとらわれず、ただただ静かにたゆたい
    朽ちゆく時間を見つめていくのが美しく生きるということよ。
    錆の匂いが充満している、廃屋となった朽ちた町工場の中で
    私は破滅と堕落の世界から抜け出す事なく
    歪んだ欲望を満たすだけの道具と…

    って!私、何を言っているのかしら…。

    だだ、大体貴方達がそんならしくない話をしているのが
    そ、そもそもいけないのよっ!



  • 2013年07月04日
    凛よ。

    はぁ…。

    他人とお風呂に入るなんて初めてだし
    そんな事…本来絶対許すべき事では無いのだけれど
    レコード屋がどうしてもって
    いつもの例のあの顔を近づけて頼んでくるものだから
    本当に本当に仕方無く今回限りで一緒に行ったけど…

    どうしてこういう時に限って客が私達だけなのかしら…。
    レコード屋とふ、二人きりになるなんて想定外だったわ。
    大体、私は誰にも見せた事のない自分のは、肌を
    レコード屋とはいえ見せる事に
    死を覚悟するほど破滅的に抵抗があるというのに…

    レコード屋と来たら他に人がいないからってはしゃぎすぎて…
    私はどうしたらいいのか本当に分からなかったじゃないの。
    だ、大体貴方の行為はいつもいつもいつもいつも
    単なるスキンシップを軽く超越しているのよっ!



  • 2013年07月06日
    凛よ。

    お断りよ。

    貴方達には言っていなかったけど
    確かにお父さんは昔は写真家で
    今でも家にある小さなスタジオで写真を撮っているわ。

    でも、貴方が考えているようなものではないの…。
    だから、この話は忘れなさい。

    そうね、私も少しギターを復習しておこうかしら。
    今日は窓から良い風が入ってきて心地よいわね。



  • 2013年07月06日
    凛よ。

    ちょっと待ちなさい。
    りんりんカード……?
    ……私には関係無いわよね?

    はんこ屋。
    場合によっては貴方あやかしでは済まないわよ。



  • 2013年07月07日
    凛よ。

    お願いよ…これ以上その話をここでしないで。

    どうしてその雑誌を会長が手に入れたのか…
    お父さんが酔って何を言ったのか…
    私は全く知らない事だけれど
    この事は本当に私にとって不可侵な領域なの。

    確かにお父さんの写真のモデルを小さい頃からしているわ。
    でも、誰にも話したくないし、誰にも触れて欲しくない。
    ごめんなさい、貴方達の事は大切だし信頼しているけれど
    この事は全く別なの。
    はんこ屋にも今日そう言ったわ。

    前にも言ったように、忘れて頂戴。



  • 2013年07月08日
    凛よ。

    可笑しいわね、洋服屋。
    貴方確か自分の母親の服否定していなかったかしら…?

    でも、貴方にもらった服。
    ええと…確かに私のその…好みの範疇に少しだけ入るというか
    その…何ていうか、き、気が向いたら
    ゆ、優先的に選択をして着るようにするわ。

    それと、はんこ屋の曲なのだけれど。
    どうしても私も歌詞を書いて歌わないと駄目なのかしら…?

    ……愚問だったわね。
    レコード屋のあの大丈夫だよって顔がすぐに浮かんだわ。

    分かったわよ…。
    書けばいいのでしょう…。



  • 2013年07月09日
    凛よ。

    現世の愚昧よっ!!うつしよのぐまい!!

    大体、私は靴下なんて履かないのよ…。



  • 2013年07月11日
    凛よ。

    勘違いしないで…はんこ屋、喫茶店。

    私は特定の音楽ジャンルに対しての偏見を持つなどという
    愚かしくも不毛な考えなど全く持っていないし
    やると決めたら最高のものを提供するのがプロであるという考えのもとに今回こういう演技に臨んだまでよ。
    だから、け、決して楽しんでやったわけではないから…。
    こ、ここ!本当に重要だから。

    私は好んでああいう事はしていないわ…決して。
    貴方達はすぐ勘違いするから断言しておくわね…。