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ストーリー

目次
7.第3話 結
【水着ルキア】
「海ー!! トーキョーの海ー!!」

【水着シャロン】
「ふふっ。 たまには息抜きも……
 あら、なにか前にも同じような……?」


【水着グリム・アロエ】
「うふふっ、そーれ♪」


【水着アロエ】
「わわっ、つめたいよう!」


【水着グリム・アロエ】
「あーら、びしゃびしゃじゃない
 ア・ロ・エ・ちゃ・ん♪」



【水着イナリ】
「兄様兄様!!
 兄様も一緒に遊びましょう!」


【ムジナ】
「はは、僕は強い日差しは苦手でね」


【水着イナリ】
「そんなー!!
 夏ですよ、海ですよ!」

【???】
「おーい、イナリー!!」

【ムジナ】
「ほら、みなさんが呼んでるよ。
 僕はいいから行っておいで」

【水着イナリ】
「う~! 今度絶対遊びましょうね!
 絶対ですからねー!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その頃、

【セイメイ】
「ご機嫌いかがです、ムジナ」

【ムジナ】
「これはセイメイ様」

【セイメイ】
「それです」

【ムジナ】
「なんのことでしょう?」

【セイメイ】
「その『様』というやつです。
 以前からそれが気になっていました」

【ムジナ】
「はぁ」

【セイメイ】
「あなたはなぜわらわの名に
 『様』をつけて呼ぶのですか」

【ムジナ】
「それはセイメイ様が『陰陽』の創始者であり、
 要職に就かれていたお方ですので、
 尊敬の念ゆえといいますか……」

【セイメイ】
「あらあら、それは照れますねぇ」

「いえいえ、そうではありません。
 現代では、日常良く会う相手にはあまり
 用いることのない表現だと聞きました」

【ムジナ】
「確かに……どちらかといえば
 商売などの取引相手への敬称としてが
 主かもしれません」

【セイメイ】
「そうでしょう。 親族に対して
 あまりに他人行儀ではありませんか」

【ムジナ】
「そ、そうですか。
 では、ご先祖様……
 あ、いや……セイメイさん?」

【セイメイ】
「どれも可愛くありませんねぇ」

【ムジナ】
「申し訳ありません。
 こ、困りました……。
 なんとお呼びすれば……」

【セイメイ】
「柔軟性の鍛えどころですよ。
 良いのを考えておいてください」

【ムジナ】
「はい……。
 ところで、何かご用があって
 こちらへ来られたのでは」

【セイメイ】
「そうでした、そうでした。
 あなたに尋ねたいのですが……」



「なにかおかしなことは
 起きませんでしたか?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【水着アロエ】
「ルキアちゃーん!
 ビーチボールこっちにちょうだーい!」

【水着ルキア】
「おっけー!
 いくよー! そーれっ!」

【水着アロエ】
「わ、高いよう!」

【水着ルキア】
「ごめん! 強かった!」

「あ、グリム・ルキアー!
 ビーチボールそっちいっちゃった!」


【グリム・ルキア】
「なにやってんだい、オリジナルは……。
 こんなもの、魔法で打ち返して…」

「……!?」

「あいたっ」


【水着ルキア】
「あははー、ごめんごめんー!」

【グリム・ルキア】
「……魔法が出なかった?」


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