Concept of Rootage side:SOUND by IIDX Sound Team
1998年に稼動を開始したBEMANIの象徴とも言える『beatmania』が生まれてから1年後。
『beatmania IIDX』が1999年に稼動を開始してからこれまで、それはまるで音楽の図書館でもあるかの様に、膨大な数の収録曲や映像が生み出され、
IIDXを彩って来ました。そして今作で20周年を記念するというバージョンの機種にまでになりました。
これもひとえに、初代『beatmania IIDX』から『beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS』まで、時代を超え、
各歴代のバージョンを遊んで頂いたプレーヤーの皆様のおかげでございます。
この長い時を、我々開発スタッフと一緒に築きながら歩んで頂けた事に、制作に関わったスタッフ一同、深く感謝しております。
さて、beatmania IIDX20周年を迎えるバージョンとなる今回の『beatmania IIDX 26 Rootage』ですが、beatmania IIDXのサウンド制作は、
基本的に毎回明確なコンセプトを立ち上げ、それぞれのコンポーザーさんに、その方なりの、コンセプトにアジャストした楽曲の制作をご依頼する
(またはあえてコンセプトから外れた楽曲制作をご依頼する)所から始まりますが、今回のRootageの初期ラインナップは、若干の方向性はあるものの、
基本的には特定のコンセプトという縛りの無い、ある種いつもより自由で、幅の広いラインナップになっているかと思います。
これは10th style以前の形態への原点回帰を意識しています。
旬なジャンル、アーティストを主体としつつ、様々なスタイルのアーティスト、楽曲を取り揃えバラエティに富んだバージョンとして制作しております。
また久々の試みとして、 BEMANI Sound TeamによるJ-POPのカバー楽曲等も収録しております。
一方今後追加される楽曲については、現時点では多くは語れませんが、様々なメッセージを込めた楽曲を多くリリースすることになると思います。
それではbeatmania IIDX 26 Rootageをお楽しみ下さい。
Concept of Rootage side:VISUAL by IIDX Designers
「26」というバージョンナンバーでお届けするIIDX
これまでbeatmaniaの後継機として世に生み出されて以降、
IIDXは様々な楽曲、そして様々な映像をお届けして参りました。
IIDXと世界には不思議な時間の縁がありまして、それはまさにこうなる事が必然だったかのような。
そんな決められていたかのようなナンバリングタイトルのバージョンになりました。
IIDXが稼動した日が1999年の2月26日。
そして今作、『beatmania IIDX 26 Rootage』での20周年。
【Ⅱ】月【26】日。【IIDX】のバージョンも【26】。 計算してこうなったわけでもなく、完全に偶然なのですが、もはや運命的な数字と言わざるを得ません。
ポスターや筐体POP、リザルト画面等に登場して来たイメージキャラクターも現段階で【26】人。
それらを雑誌での連載記事やドラマCD などのタイトルに関連し「ROOTS【26】」と称されることも多いのですが、
この26と言う数字も稼働日や20周年という節目の年を意識したわけではなく、命名したデザイナースタッフ(※substreamより参加)
が後に初代である『beatmania IIDX』の稼働日を知り、【26】という数字に驚いた。という、偶然の一致でした。
それら全ての運命的な事柄も含め、今作のサブタイトルを
「これまでの土壌にしっかりとた根を持ち、これから新しく始まる。」=『Rootage』
という事に決定いたしました。
これまでの19年のIIDX。
これから20年目を迎え、それを超えていくIIDX。
尚いっそう、輝くように。
例えばクラブのミラーボールの様に、【ギラついて】、光でフロアに照らすように。
20周年を【超えていく】新たな時代のIIDXを。
今作の映像も、今年から来年を通じまして、様々な輝きを放つ個性的な映像を取り揃えております。
お気に入りの本のように、IIDXを遊びながら、その曲と映像が織り成す新たなページの物語として、
イメージを膨らませて頂ければと思います。
図書館に蔵書されていく多くの歴史的な書物と同じく、
是非、プレーヤーの皆様とご一緒に、これからの新たなIIDXの歴史を共に刻んでいけたら幸いに思います。