目次
-----続きを表示-----
----閉じる----
グリム・レオン1回目A
ルキア、レオンたち一行は瘴気を生み出す装置があると思しき土地の調査を始める。
~アラクラヤマ~
ルキア
「へー、ここがアラクラヤマ。
オーダイヴァとは全然景色が違うね。いい眺めー」
レオン
「おう、あれがフジサンってやつだな!」
ヴァニィ
「大きな山ですね!
新聞部としては、こちらの名所を取材したいところです!」
クララ
「みんな、呑気すぎだよ。もうちょっと真面目に……」
シャロン
「そうですわよ。
向こうに禍々しい瘴気が見えます。あそこに瘴気を生み出すものが……」
ラスク
「ええと、先生からの情報と比較して……うん、間違いないね」
レオン
「よし、だったらさっさとぶっ壊そうぜ!
そしたらちょっとくらい観光してもいいんじゃねぇか?」
ヴァニィ
「それはナイスなアイディアです! 是非そうしましょう!」
行動を起こそうとした途端、ルキアの近くに雷魔法のようなものが落ちる。
ルキア
「な、なに!?」
謎の少年
「なんだよ……魔法の気配がしたと思えば、雑魚の群れじゃねぇか。つまらねぇ」
ルキア
「レオン!?」
レオン
「俺はここにいるぞ!?」
クララ
「でも、凄く似てるわ……
レオンくんを少しワイルドにしたような感じ」
レオン
「なんで納得してんだよ!?俺、あんなじゃねぇだろ!?」
ヴァニィ
「もしかしてドッペルゲンガー!? 世界に同じ顔の人は三人いると言いますし!
これはレオンさんに突撃取材を……!」
ラスク
「ちょっと、落ち着きなよヴァニィ……。それはともかく、どうする!?」
謎の少年
「うぉぉぉぉぉぉ!!」
ヴァニィ
「ひいっ!」
謎の少年
「あーだこーだ、うるせぇ奴らだな。 俺はそういうのは大っ嫌いなんだ。
戦う気がないなら失せろっ!」
シャロン
「言ってくれますわね
レオンさんそっくりな方がここの守護者……恐らく、そういうことでしょう」
ルキア
「だったら、あの変なレオンを倒せばいいってこと?」
レオン
「よし、それなら話は早いな!
ああだこうだと言われんのも面倒くせえ! さっさとぶっ倒しちまおうぜ!」
謎の少年
「くっくっく……ははははは!!」
レオンに似た謎の少年は魔法の様なもので辺りに無差別攻撃を始める。
謎の少年
「ハッ! 俺を倒す? おもしれぇじゃねぇか!
やれるもんならやってみろよ、三下ぁ! 踏み潰してやるぜッ! うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
謎の少年は雄たけびとともに巨大な怪物に姿を変えた。
それはかつて暁の賢者たちが闘った、瘴気をまとったモンスター【グリム】に似たものだった。
ヴァニィ
「おぉーっとレオンさん、巨大なグリムに変身したぁ!
……ってえええっ!?」
クララ
「そんな! レオンくんがグリムに!?
もしかして、以前のイナリちゃんの時と同じ……なのかな?」
シャロン
「いえ、変身したのは間違いなく、あのレオンさんですわ。
人の姿に化け、会話できるなんて……」
ラスク
「うーん……もしかしたら、レオンのストレスが溜まって起こった突然変異とか?
はははっ!」
レオン
「いや、お前ら!?
俺じゃねぇ! 俺じゃねぇからな!?」
~アラクラヤマ~
ルキア
「へー、ここがアラクラヤマ。
オーダイヴァとは全然景色が違うね。いい眺めー」
レオン
「おう、あれがフジサンってやつだな!」
ヴァニィ
「大きな山ですね!
新聞部としては、こちらの名所を取材したいところです!」
クララ
「みんな、呑気すぎだよ。もうちょっと真面目に……」
シャロン
「そうですわよ。
向こうに禍々しい瘴気が見えます。あそこに瘴気を生み出すものが……」
ラスク
「ええと、先生からの情報と比較して……うん、間違いないね」
レオン
「よし、だったらさっさとぶっ壊そうぜ!
そしたらちょっとくらい観光してもいいんじゃねぇか?」
ヴァニィ
「それはナイスなアイディアです! 是非そうしましょう!」
行動を起こそうとした途端、ルキアの近くに雷魔法のようなものが落ちる。
ルキア
「な、なに!?」
謎の少年
「なんだよ……魔法の気配がしたと思えば、雑魚の群れじゃねぇか。つまらねぇ」
ルキア
「レオン!?」
レオン
「俺はここにいるぞ!?」
クララ
「でも、凄く似てるわ……
レオンくんを少しワイルドにしたような感じ」
レオン
「なんで納得してんだよ!?俺、あんなじゃねぇだろ!?」
ヴァニィ
「もしかしてドッペルゲンガー!? 世界に同じ顔の人は三人いると言いますし!
これはレオンさんに突撃取材を……!」
ラスク
「ちょっと、落ち着きなよヴァニィ……。それはともかく、どうする!?」
謎の少年
「うぉぉぉぉぉぉ!!」
ヴァニィ
「ひいっ!」
謎の少年
「あーだこーだ、うるせぇ奴らだな。 俺はそういうのは大っ嫌いなんだ。
戦う気がないなら失せろっ!」
シャロン
「言ってくれますわね
レオンさんそっくりな方がここの守護者……恐らく、そういうことでしょう」
ルキア
「だったら、あの変なレオンを倒せばいいってこと?」
レオン
「よし、それなら話は早いな!
ああだこうだと言われんのも面倒くせえ! さっさとぶっ倒しちまおうぜ!」
謎の少年
「くっくっく……ははははは!!」
レオンに似た謎の少年は魔法の様なもので辺りに無差別攻撃を始める。
謎の少年
「ハッ! 俺を倒す? おもしれぇじゃねぇか!
やれるもんならやってみろよ、三下ぁ! 踏み潰してやるぜッ! うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
謎の少年は雄たけびとともに巨大な怪物に姿を変えた。
それはかつて暁の賢者たちが闘った、瘴気をまとったモンスター【グリム】に似たものだった。
ヴァニィ
「おぉーっとレオンさん、巨大なグリムに変身したぁ!
……ってえええっ!?」
クララ
「そんな! レオンくんがグリムに!?
もしかして、以前のイナリちゃんの時と同じ……なのかな?」
シャロン
「いえ、変身したのは間違いなく、あのレオンさんですわ。
人の姿に化け、会話できるなんて……」
ラスク
「うーん……もしかしたら、レオンのストレスが溜まって起こった突然変異とか?
はははっ!」
レオン
「いや、お前ら!?
俺じゃねぇ! 俺じゃねぇからな!?」